☆HOSHINO 2019年6月27日号

ミサイル中止で即解決! 北朝鮮の食糧不足は経済制裁による外貨不足が遠因

掲載日時 2019年05月20日 22時30分 [社会]

ミサイル中止で即解決! 北朝鮮の食糧不足は経済制裁による外貨不足が遠因
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 北朝鮮への経済制裁の制約を受けない人道的な食糧支援に、韓国の文在寅政権が前向きだ。ただし、結論から言えば、白い飯の食えない北朝鮮兵士の腹の足しにはなるが、庶民には何の関係もないことだけは確かだ。

 「北朝鮮の金正恩党委員長は、市民には“自力更生”を押し付け、長引く経済制裁に『耐え抜け!』と説いていますが、国連世界食糧計画(WFP)は、『北朝鮮では数百万人に飢餓状態が迫り、人口の4割に当たる約1000万人が食料不足に直面している』と警鐘を鳴らしています。穀物の貿易市場における価格は変動しますが、トウモロコシは1トン2万円〜3万円。そうなると家畜育成に転用できる穀物を例えば100万トン輸入するのに必要な代金は300億円程度で済みます。テポドンⅡは1発が数百億円、核開発のための費用はその何十倍ですから、核兵器やミサイル開発などをやめてしまえば、食糧危機など一瞬にして解決するはずです」(国際経済アナリスト)

 正恩氏と党・軍は自分たちが生き残ることしか考えていない。政権の延命のためなら国民の生活などどうでも良いと思っているのだが、実は北朝鮮の慢性的な食糧不足の原因で一番大きいのは家畜用の穀物の不足だ。

 「北朝鮮の農業効率はそれほど悪くありません。現在、単位面積当たりの収穫量は4.0トン/ha(17年)で、これは韓国の6.7トン/haに比べると低いが、インドの3.2トン/haより高い。実は北朝鮮でたびたび食糧不足が生じる原因は、穀物を輸入できないことなのです。山が多く平地が少ない朝鮮半島では、家畜用の穀物(肉や牛乳、卵用)を生産する余裕がないため輸入しなければなりません。韓国でさえ、16年の穀物自給率は28%と日本の32%を下回っているほどです。北朝鮮は、経済制裁で外貨がないために十分な穀物を輸入できない。ですから悪天候で国内の穀物生産量が減少すると、家畜用の穀物まで人間が食べてしまい、食糧事情が途端に悪化するのです」(北朝鮮ウオッチャー)

 哀れなのは末端兵卒と非党員国民である。


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