葉加瀬マイ 2018年11月29日号

狙われた四十路人妻! 悪徳スカウトに「体を売られた」実話被害(3)

掲載日時 2015年12月04日 18時00分 [社会] / 掲載号 2015年12月10日号

 また、こんなケースも。打ち明けてくれたのは、45歳の主婦、Mさん。彼女も、エキストラのアルバイトの登録に行ったのが、はじまりだったという。
 「“歌とかどう? うちから、ミセスシンガーが何人もデビューしているんだ”と、プロフィールやYouTubeのライブ動画を見せられ、“今は、大人の女性の気持ちを歌った曲がないでしょ。そういうニーズは絶対ある。うちは、○○や××など、有名アーティストを育てた作曲家のHさんがいるから、一緒にやっていきましょう”と、近くのカラオケBOXでデモテープを作って、2時間後にまた来るよう指示されたんです」

 Mさんは、言われるままにデモテープを作って届けると、そこには件の作曲家・Hさんが来ていたというのだ。
 「Hさんのことは、正直、知りませんでした。担当者さんが“Mさんのことを話したら、とても興味を持って、急いで駆けつけてくれた”と言われ、舞い上がってしまって…。3人でデモテープを聞くと、2人は“声が魅力的だ”とか絶賛してくれて、デビューも決まったくらいの雰囲気で盛り上がっているんです」

 悪い気はしていなかったMさんだが、「最初のCDは、色々とお金がかかる。作曲代やスタジオ代、プレス代、これが最低80万円」と言われたという。
 「さすがに無理です、と言うと、“じゃあ、50万円だとどうですか?”と、いきなり30万円の値引きをしてきたんです」

 それでも、すぐに自由になるお金がない彼女は、分割は可能かと聞くと、「クレジットカードのキャッシング枠を使っては?」などの提案を受けたという。
 「最終的には“今から消費者金融の無人契約機に行こう”となりました。勤務先を書く欄には、“うちの会社の社員ということでいいですよ”と、その通りにしたところ50万円の審査が通り、全額を渡してしまったんです」

 ダマされたと気が付いたのは、「自分でライブを開いて手売りするんだ」と言われ、返金を要求するも断られたから。さらに、バックアップしてくれるスポンサーを紹介するからと、無理やりホテルに連れて行かれそうになったという。
 「デビュー前にお金を要求してくる芸能プロは、まず悪質と思って間違いありません。むしり取るだけむしり取って、最後は裸で稼いでもらう手法です」(A氏)

 奥さんに家計の管理を任せっきりにしている人は、急いで通帳をチェックした方がいいかもしれない。

関連タグ:「体を売られた」実話被害

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