〈男と女の性犯罪実録調書〉②「SEXしたら許してやる」

官能・2020/06/03 00:00 / 掲載号 2020年6月11日号

 別の被害者である板谷麻子さん(41)が脅されたケースは、自宅近くのお宮へ連れ込まれ、その場で強姦されたというものだった。

 麻子さんは事情を隠し、「痴漢に襲われた」として、警察に届け出ていた。

 事件当日、麻子さんは不倫相手が勤めるショッピングモールの駐車場で落ち合い、相手の車でホテルに入った。出てくるときはサングラスをかけ、助手席で伏し目がちに乗っていたため、それを見た住谷が「不倫中の主婦に違いない」と直感。同じように尾行し、麻子さんの車が止めてあるショッピングモールの駐車場までたどり着いた。そこで相手と別れ、車に乗り込み、まさに自宅まであと少しというところで、住谷に呼び止められたのだ。
「奥さんもやるねぇ。浮気してるでしょ。私は全部知っているんだから、トボけてもムダだ」
「何のことです?」
「浮気相手のことも調べてある。××というショッピングモールに勤めている男でしょう。あなたと一緒にホテルに入るところも写真に撮ってある。この写真をあなたのご主人に見られたらどうなるか。黙っていてほしかったら、少し付き合ってもらいましょうか」

 こう言って住谷は近くのお宮へ連れて行き、「自分とセックスしたら許してやる」と交渉。「新しい浮気相手と思えばいいんだ」などと勝手なことを言い、フェラチオを命じた。それに応じるしかなくなった麻子さんはフェラチオで必死にイカせようとしたが、「そんなに激しくやったら出るだろう。仰向けになって寝ろ」と命じられた。
「本番はイヤです」
「何言ってんだ、さっきまで旦那以外の男とヤッていたくせに」

 構うことなく住谷は、枯葉が散らばる地面に麻子さんを押し倒し、麻子さんのヴァギナにペニスを突き立てた。そして、リズミカルに抜き差しを繰り返し、最後は麻子さんの腹の上に精液をぶちまけた。
「あー、スッキリした。実は写真の話はウソなんだ。だから、安心しろ。旦那には黙っておいてやる。オレのことも忘れろ」

 麻子さんは警察に相談。だが、住谷が逮捕されるのはもっと後のことで、浮気直後に脅された被害者が訴え出るケースは極端に少なく、ほとんどが泣き寝入りだった。

 その後も住谷は次々と犯行を重ねていたが、逮捕されるきっかけになったのはフリーターの進藤萌美さん(25)に対する強制わいせつ事件だった。

 犯行日は、やはり住谷の工務店が休日である木曜日のことだった。いつものように自宅近くのラブホ街へ出かけ、不倫中の主婦を探していたところ、極端に年の差がある男女のカップルを見つけた。「これは不倫か、愛人関係だろう」とにらんだ住谷はそのまま女性を尾行。それが萌美さんだった。
(明日に続く)

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