彩川ひなの 2018年7月5日号

退職と離婚で貧困生活に転落 パンティー強奪男の飢饉的女運(3)

掲載日時 2017年11月20日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年11月23日号

 第2の事件当日、居酒屋の仕事仲間と忘年会があり、じゃんけんで負けたら酒を飲むというゲームをやり、佐藤もしこたま飲んだ。
 例によってフラフラと歩いているとき、佐藤はビジネスホテルに入って行こうとしているB子さん(25)を見つけた。
 何の脈絡もなく、その後を付いて自分もホテルに入り、宿泊客を装ってエレベーターに同乗。B子さんが5階で下りたところで自分も下り、部屋の前の廊下でいきなり押し倒したのだ。
 「キャーッ!」
 「静かにしろ!」
 佐藤はまたしてもパンティーを引きちぎった。さらにB子さんの乳房を揉んだり、陰部に指を入れるというわいせつ行為を働いた。B子さんは絶叫し、佐藤は逃走。B子さんは直ちに110番通報した。

 ホテルから出た佐藤はB子さんのパンティーを握り締めて走ってはいたものの、レイプに失敗して損したような気分になり、近くを歩いていた帰宅途中のC子さん(26)に目を付けた。
 同じように背後からいきなり抱き付き、馬乗りになってC子さんのパンティーを脱がせ、陰部に指を突っ込んだ。佐藤が指を出し入れするたびに、ヌタヌタと粘っこい液体がラビアから噴出した。
 佐藤は今度こそレイプしてやろうとたくらみ、C子さんの服をめくり上げて乳房に吸い付き、乳首を強く噛んだ。さらにC子さんの陰部をかき回し、自分もズボンを脱いで準備していると、「おい、そこで何してる?」と声を掛けられた。
 それはB子さんから通報を受けて駆け付ける途中だった警察官だった。佐藤は愚かにもB子さんを襲ったホテルの目と鼻の先の路上でC子さんを襲ったのだ。

 「それは何だ?」
 佐藤はB子さんから奪ったパンティーを握り締めていた。
 「いや、これは…」
 しどろもどろになっているうち、佐藤はC子さんに対する強制わいせつ致傷容疑で現行犯逮捕された。まもなくB子さんに対する事件も発覚し、家宅捜索を受けたところ、A子さんから奪ったパンティーも発見され、佐藤は3人の女性に対する強制わいせつ致傷罪などで起訴された。
 「離婚してから金に困り、貧困生活から抜け出すために慣れない仕事を重ね、気が付かないうちにストレスがたまっていたのかもしれない。普段は酒を飲まないが、飲むとムラムラしてしまうのが自分の欠点です」

 これらはすべて離婚して1年以内に起きたことばかりだった。佐藤は「どんなに困っても、路上に落ちるのだけは避けるべき。『若いのだから何とかなる』という自己責任論はもう通用しない」と訴えた。
 だが、ムショ帰りの佐藤にはさらに厳しい道が待っているだろう。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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