久松かおり 2019年4月4日号

死ぬまで現役 下半身のツボ★オナニー禁止に物申す!

掲載日時 2018年12月16日 23時00分 [官能] / 掲載号 2018年12月20日号

 「昨今、若者の間ではオナ禁なるものが流行っているようですが、トンデモない。オナニーを悪と考えるのは、とても危険な思想です」
 こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 中高年世代の読者諸兄には聞き慣れない言葉かもしれないが、「オナ禁」とはオナニーを禁止すること。

 要は性欲を溜めるため? と思いきや、いまの若者たちは別の理由でオナ禁をしているのだ。
「オナニーをすることで失うものが多いという考えなのです。時間や体力、気力、さらにはコミュニケーション能力まで落ちてしまう、と。確かに時間は奪われるし、体力も多少消耗するかもしれませんが、コミュニケーション云々は全くもって関係のない話です」

 バカげたブームで、これもまた“草食系男子”ならでは、か。

 それだけではない。ここ最近、30代〜40代のミドル世代の間でも密かにオナ禁が流行っているという。
「こちらはオナ禁をすることで、アンチエイジング(若返り)の効果がある、というデマが出回っているんです。肌艶がよくなるやら、抜け毛が減る、さらには筋肉が付きやすくなるなど」

 むろん、これも医学的には何の実証もされていない。

 志賀氏によると、むしろオナニーは男性にとってイイコト尽くめだという。
「まず、オナニーをすることでひと時の快楽を得られるので、ストレスの緩和になるんです。仕事で辛いことや家庭でイヤなことがあっても、一発抜けばスッキリ。ストレスは多少なりとも解消されているんです」

 さらに、コミュニケ―ション能力云々については、
「男性は性欲が溜まって我慢している状況だと、オスとしての自信も失われるんです。すると、人と対面した時もハキハキと出来ない。一方、オナニーでスッキリしている状態なら、気持ちも開放的になっており、笑顔の多い感情表現豊かなコミュニケーションをとれるんですね」

 若者たちのオナ禁の言い分は、真向否定できるのだ。

 さらにオナ禁=アンチエイジングだが、これも逆だという。
「オナニーをしたほうが、肌艶はよくなるし、男性ホルモンの分泌も盛んになるので、筋肉も付きやすい。ちなみに抜け毛に関しては、よく“男性ホルモンが強すぎるから”という理由を挙げられますが、これも嘘。抜け毛は遺伝的要素も強く、男性ホルモンの中でも悪玉が盛んになっている証拠で、生活習慣や運動不足などのほうが抜けやすいのです」

 ハゲは精力が強いどころか、弱まっている証拠なのだ。そして、オナ禁が一番問題なのはコレだろう。
「いわゆる『廃用症候群』です。寝たきりの人は足を使わないため、足の筋肉が衰えて、やがて歩けなくなってしまうように、ペニスも同じ。普段から使っておかないと、脳がペニスを不必要と判断して、機能を低下させてしまうんです」

 むしろ、何歳になっても、オナニーをしまくって、脳にペニスの機能を高めさせておく必要があるのだ。
 オナ禁などもってのほか。毎日オナニーをして、気力・筋力・勃起力も高めて、元気にすごそうではないか。

志賀貢…医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

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志賀貢
医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。


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