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球界地獄耳スクープ 〜燃えるWBC〜 楽天・田中将大が今オフにヤンキースが50億円入札(1)

掲載日時 2013年02月23日 11時00分 [スポーツ] / 掲載号 2013年2月28日号

 侍ジャパンのエース・田中将大(24)のメジャー移籍が本格的に始動した。'15年オフに海外FA権を得ることから、楽天ではWBC優勝で箔を付けさせ、今オフにヤンキースに高値売却の方針を固めた。

 楽天の久米島キャンプを離れ、田中は2月15日から始まる宮崎での侍ジャパンの合宿に移動したが、その田中を追って熱視線を送るのはWBCを戦うライバル国の偵察部隊ではなく、ヤンキースのスカウト陣。今オフのポスティング・システム(入札制度)でのメジャー挑戦に備え、シーズンを通じて田中を密着マークするのだという。
 「昨年末の契約更改交渉の席で田中は、早ければ今オフの大リーグ移籍の希望を伝えていましたが、ここにきて三木谷オーナーが了承したようです。日本の景気の上昇をとらえ、円安のいまこそポスティング放出の時期、と断を下したのです」(楽天担当記者)

 安倍第2次政権発足とともに存在感を見せつけているのが楽天の三木谷浩史会長兼社長だ。総額20兆円規模となる緊急経済対策では、全閣僚で構成される再生本部のもとで組織化された「産業競争力会議」に竹中平蔵・慶大教授、長谷川閑史・武田薬品工業社長ら9人のメンバーとともに抜擢され、中長期的な財政運営や基本方針を統括する「経済財政諮問会議」と両輪で迅速に経済財政再建を立案、実施していくという。
 「三木谷氏は新興企業のリーダーです。とりわけ首相が期待しているのが、三木谷氏が代表理事を務める新経済連盟(新経連)。ここはサイバーエージェント、ミクシィ、グリーなど779社からなる若手財界人の集まりで経団連に迫る勢い。アベノミクスの推進者でもあり、医療品の通信販売やネット選挙も一気に進みだした。いまや竹中-三木谷ラインが日本経済のかじ取り役といっていい」(全国紙経済部記者)

 そんな三木谷氏だけに東北楽天イーグルスでも辣腕を発揮。昨年8月1日にオーナーに復帰するや、赤字経営を一変させるべく「チーム戦略室」を立ち上げ、メリルリンチ日本証券の執行役員だった立花陽三氏を球団社長に就けた。
 「これが楽天流なのでしょうが、どの部署も例外なき30%〜40%の経費削減が命じられた。現場においても年俸がかさむ30歳以上の選手はリストラ対象。オーナーが目指すのは毎年黒字経営を続ける広島東洋カープ。とにかく、優勝より赤字解消が至上命令なのです」(楽天OB野球解説者)

 そんな楽天だが、一方で不可解な動きを見せている。ヤンキースとの急接近だ。緊縮財政にもかかわらず、新外国人だけはなぜか大盤振る舞いで、しかもヤンキースから2人。ここに田中のヤンキース移籍の密約が透けて見えるのだ。

関連タグ:東北楽天ゴールデンイーグルス 野球

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