菜乃花 2018年10月04日号

鬼畜! 内臓マニアが繰り返したデリヘル嬢との殺人遊戯(1)

掲載日時 2016年03月19日 23時00分 [事件] / 掲載号 2016年3月24日号

 9年前、白昼に呼び出されたデリヘル嬢(21)が客の男に刺殺される事件があった。その客は当時54歳だった白木康司(63)。20年以上前にバツイチとなり、自宅でリフォーム業を営んでいる男だった。
 デリヘル嬢の遺体には果物ナイフで腹部を数回刺された跡があり、白木も自分の腹にナイフを突き刺してケガをしていた。白木は10日ほど入院した後、殺人容疑で逮捕された。

 だが、白木は「犯行時は多量に飲酒していて、断片的な記憶しかなく、犯行理由や状況は覚えていない」を繰り返した。業を煮やした刑事は殴る蹴るの暴行を加え、無理やり事件直前の行動の供述調書を作った。
 その取り調べの直後、接見した弁護士が唇から血を流している白木を見て、暴行を確信。弁護士会が利用を呼び掛けていた「被疑者ノート」を差し入れ、取調官の言動を記録させた。
 《髪を持って引きずられ、土下座の姿勢で頭を靴で10回、顔を1回蹴られ、唇が切れて腫れた》
 《顎を裏拳で10回殴られた。脱いだ靴で頭を5回殴られた》
 その結果、裁判所は「暴行に関する被告人の供述が具体的で、被疑者ノートとも一致しており、信用性が高い」として、警察が作った供述調書2通の証拠能力を否定した。
 白木の刑事責任能力についても「数日前から飲酒していた影響で犯行当時酩酊しており、心神耗弱状態だった」と認め、求刑15年に対して「懲役6年」という軽い判決を言い渡した。
 捜査側の“ミス”による信じがたい黒星。結局、白木は未決拘留日数がその刑に算入され、4年ほどで出てくることになった。

 出所した白木は生活保護を受けるようになったが、1年半後にはアルコール中毒で入院。その頃からまた自身の性癖でもある“女性が切りつけられる映像”をサイトで頻繁に見るようになった。
 白木は普段は不能だが、それを見たときだけは勃起できる。いわば暴力と性欲が直結したタイプで、前回の事件もEDを克服するためにデリヘル嬢を呼んだようなものだったのだ。
 そんな恐ろしい性癖を持った男が短期間で野に放たれ、さらなる事件を起こしたのは出所からわずか1年8カ月後のことだった。

 その日も、白木は女性が刃物で切りつけられるサイトを見て興奮状態。しかも、酒を飲んでいてベロンベロンだった。事件前、500キロ以上も離れた都市にある便利屋に電話をかけて、「自分を雇ってくれ」と交渉したり、見ず知らずの女性宅に電話をかけて、「あなたのことを心配しています」などと話したりしていた。
 さらに事件直前、これまでほとんど付き合いのなかった隣人宅に上がり込み、「ネットで事業を起こすから一緒にやらないか?」と熱弁。迷惑がられて帰ることになり、その揚げ句に金髪外国人専門のデリヘルに電話をかけたのだ。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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