葉加瀬マイ 2018年11月29日号

ついに憧れの同僚女性宅に侵入! 市役所職員の“段階的”犯行計画(3)

掲載日時 2016年06月27日 23時00分 [官能] / 掲載号 2016年6月30日号

 事件当日、坂東は仕事を休んで翔子さんのアパートに直行。「自宅にカギを入れたままロックしてしまった」とカギ屋を呼び、「この家の者だが、解錠してほしい」と言って、偽造した免許証を見せた。
 カギ屋はそれを見て信じたが、セキュリティーの高いものだったので解錠できず、ベランダから家に入って玄関を開けた。
 「これでカギは探せますかね?」
 「う、うん…。十分だよ。もう帰っていいから」

 坂東はカギ屋を帰し、翔子さんの部屋の中からスペアキーを探すことにした。
 坂東にとって、翔子さんの部屋は宝の山だった。本棚も食器棚も洋服ダンスの中も、すべてに彼女の秘密が詰まっていた。パソコンの中に入っていた膨大なデータは全部、USBメモリーで抜き取った。最も気になっていた彼氏の素性も分かったし、彼女があるミュージシャンの熱狂的なファンであることも知った。

 彼女の仕事が17時に終わることは分かっている。スペアキーは見つからなかったが、3時間以上にわたって彼女の部屋を物色し、大量の戦利品を確保することができたので、大満足して帰ろうとしたところ、ふいに玄関ドアが開いて翔子さんが入ってきた。
 「あっ!」
 その瞬間、目が合った。その驚いた表情を坂東は一生忘れることができない。
 「ごめん、ちょっと忘れ物をして…。すぐ帰るから」
 坂東はワケの分からないことを言って、ベランダから1階に飛び下りた。その際にバランスを崩し、着地に失敗して頭を強打した。それでも駐車場の方に向かって車に乗り込もうとしたが、途中で気を失った。坂東は駆け付けた警察官に住居侵入容疑で逮捕された。

 家宅捜索で翔子さんを隠し撮りした写真や動画、翔子さんの彼氏の殺害計画書などが見つかったが、「妄想で書いたもので本気ではない」と言い訳した。
 だが、偽造した免許証をカギ屋に提示したとして、有印公文書偽造・同行使の疑いでも再逮捕された。
 「いつの間にか自分が彼女とセックスして当然のように思っていた。彼女と仲よくなるため、共通の話題を作りたいと思った。彼女の部屋はいつもカーテンで閉め切られていたので、中がどうなっているのか知りたいと思い、最終的に部屋の中に入ってしまった」

 坂東は懲戒免職になり、拘置中に警察からストーカー規制法に基づく警告を受けるという異例の扱いを受けた。これで、彼女に近付いただけでも執行猶予を取り消されるというわけだ。
 坂東は「強固な犯意や計画性が認められ、悪質性が高い」と断罪され、懲役2年6月、執行猶予4年の判決を言い渡された。さらに、自分の交際相手にも激怒され、「絶縁」も言い渡されることになった。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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