菜乃花 2018年10月04日号

家出中に援デリ中国女を殺害 引きこもり男のパニック逃亡40時間(1)

掲載日時 2016年09月03日 23時00分 [事件] / 掲載号 2016年9月8日号

 谷中周平(22)は中学時代から引きこもりがちで、嫌なことがあるとすぐ家出するという癖があった。
 両親は正面からぶつかることを避け続け、「嫌なことがあったらすぐ相談しなさい」と言いながら、何度も転校などを重ねた結果、自力で困難を乗り越える力が身に付かず、何事も現実逃避して逃げるだけの人間になってしまった。

 社会人になっても仕事は長続きせず、「自分には合わない」などと言って、仕事でミスをするたびに転職を繰り返し、最長で5カ月しか持たなかった。
 約1年前、肉屋で半日働いたのを最後に働かなくなり、友人に車を貸したことが原因で免許取り消し処分になってからは、完全に引きこもりになった。1日中、カーテンを閉め切って部屋の中に閉じこもり、食事は夜中に1人で済ます。家族と顔を合わせたくないばかりにトイレにも行かず、牛乳パックやペットボトルで用を足し、それを夜中に捨てに行くついでに大便をしていた。

 事件直前、谷中は家族と一緒に法事に行くのが嫌でたまらず、その日までに家出しようと考えていた。そして当日未明、谷中は父親の車に乗り、なけなしの4万円を持って家出。「金が尽きたら自殺しよう」と“死出の旅”に立った。
 「どうせ死ぬなら最後にセックスがしたい。援交でも何でもいいから、同世代のかわいい子に会って、自分の悩みを聞いてもらいたいなぁ…」
 そんなことを考え、出会い系サイトにアクセスしたところ、見つけたのが問題の書き込みだった。

 〈鈴音です。25歳のナイスボディーです。今から会ってエッチできる人を探しています。ホ別苺希望です。猫のように甘えたいので、エッチな人ほど歓迎します。どんな人に会えるのかドキドキしています〉
 「これはよさそうだ!」
 谷中はさっそく連絡を取り、「会おう」と誘うと、二つ返事でOK。最寄りの駅近くのコンビニ駐車場で待ち合わせることにした。

 鈴音が来るのを今か今かと待ち構えていると、車のドアを開けて入ってきたのは年増の外国人だった。
 「ハーイ、ヤナカさんですね。ワタシ、鈴音です。今日はアリガトウ」
 谷中は面食らい、「ちょっと…、話が違うじゃん」と言ったが、こちらの言っていることを理解するつもりがないらしく、「すぐホテル」「今ホテル」「ゴーね!」と言って譲らない。谷中は仕方なく車を出した。
 ラブホテルに着くと、女は手慣れた手つきでパネルを選び、部屋に入ると「イチマンゴセンエーン!」と要求してきた。恥ずかしげもなく脱ぎ出した腰回りには妊娠線があり、垂れた乳房の先端には干しぶどうのような乳首が付いていた。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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