菜乃花 2018年10月04日号

官能小説作家書き下ろし[実録]女のSEX告白 短小、早漏でも愛があれば放心状態の大満足セックス

掲載日時 2018年02月01日 23時00分 [エンタメ] / 掲載号 2018年2月8日号

(紗江さん=仮名・30歳・派遣社員)

 運命のいたずらでしょうか? 私がスーパーの試食品コーナーでウインナーを売っていたとき、偶然通りかかったのが鈴木さんでした。買い物かごの中は半額セールの安いものばかり。彼が国内のカーレースで一世を風靡した人だなんて、誰が信じるでしょうか。
 実は私も一時期、場末のレースクイーンで芸能界デビューを夢見たけど、枕営業しただけで終わり。失意の中で夢を諦めたのです。
 彼なら同じ心の傷を舐め合える感じがして、「覚えていますか?」と声を掛けました。
 「えっ、誰だっけ?」
 「お仕事であなたに傘をさしあげていました」
 「ああ、そういうこと…」

 この日をきっかけに私たちは何度かデートを重ねました。彼はF1レーサーを目指していましたが、資金力を失い挫折。奥様には逃げられ、今は工事現場で日雇い労働者として働いているとのことでした。
 やつれた顔に漂う自暴自棄のオーラ。この人を抱きしめてあげたくなり、いつしか古びたホテルへ…。

 「ずっと鈴木さんに憧れていました」
 「こんなダメ男を好きになってどうする? レースもセックスもダメだから」
 恥ずかしそうにパンツを脱ぐと、勃起した状態でも7センチくらいでした。
 「いいの。男は大きさじゃないから大丈夫!」
 ここは私がリードしなければと乳首にキスしたら「おうっ、気持ちいい」と反応し、興奮の流れから正常位で挿入されます。
 ところが、3ストロークほど動いたところでピッと射精してしまったのです。

 「ごめんね。レースでもこのくらい速かったらなぁ」
 結ばれたら、余計に落ち込んだようでした。しかし、早漏でも10分ほどでまた戦闘態勢になり、2度目は結構長持ちしました。
 「あああっ、いい! 好きにしてぇ〜っ、イクッ」
 鍛えられた体を強く抱きしめながら、私は3分にも満たない時間で頂点に達してしまったのです。

 これは本当に驚きでした。汗ビッショリになり、放心状態の私を見た彼は顔色をうかがいながら「正直、よかったの?」と聞きます。
 私は何度もうなずきながら、うれしくて涙がこぼれていました。セックスはペニスの性能ではなく、こちらが好きという気持ちが一番感じる要因なのだ、と初めて気付かせてくれた彼でした。
(書き手・奈倉清孝)

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