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富士山噴火、原発事故、テロ攻撃… 聖徳太子が「未来記」で予言していた2016年日本列島の終焉(2)

掲載日時 2016年01月05日 10時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年1月7・14日合併号

 問題は、その予言をどう読み解くか、である。オカルトライター氏はさらに続ける。
 「クハンダとは、仏教用語で“末世に現れる悪鬼”とされています。そして末世とは、釈迦入滅後から2500年後と言われている。釈迦入滅の時期については諸説ありますが、計算してみると2013年か2016年、2017年というのが有力です。とくに2016年を有力視する研究者が多く、そのため『2016年日本終末説』が今、広がっているのでしょう」

 実際にインターネットで「聖徳太子 2016」と検索してみると、数多くのサイトが2016年の日本終末を紹介している。そのなかで最も多いのが、「富士山噴火説」だ。
 活火山である富士山は、確かにいつ噴火してもおかしくはない。しかし、それがいつなのかは現代科学をもってしても分からない。聖徳太子の予言とこれを結びつけるのはいささか強引のようにも思える。しかし、天文占術研究家の小野十傳氏は、予言と別の角度から、'16年の富士山噴火について「可能性はある」と説く。
 「西洋占星術で見たとき、'16年の10月に水星・金星・火星・木星・土星がてんびん座周辺に集まります。これはめったにないことで、そういう時はそれぞれの引力が地球の表面である海や山に影響して天変地異を起こすことがあるんです。過去にも同じ星たちが、うお座に集まったことがあるんですが、そのときは東日本大震災が起きています」

 星の配置まで考え、聖徳太子は国内最大の活火山噴火を予言したのだろうか。
 近年、科学的にも富士山噴火の警鐘を鳴らす報告は多い。そのほとんどが、'11年の東日本大震災による影響と分析している。つまり、あの震災によって富士山の活動が急激に活発化しているというのだ。

 小野氏は、さらに東洋の占いからも'16年を「不気味な年」と言う。
 「漢字をバラバラにしてその意味を占う、測字占法というものがあります。古い歴史を持つ占いですが、これで“平成”という漢字を占ってみましょう。“平”という字をバラバラにすると二十八になります。“成”は三画目までが反、友、万のなりそこないです。残りは“戈(ほこ)”で、これは大昔の武器。つまり、“平成”の時代は二十八の年('16年)に友情が壊れ、反旗のもと多くの人が戦うと占えるのです」

 終末へのカウントダウンが'13年から始まっているのなら、その年には小笠原諸島の西之島で大きな噴火が起こった。噴火に伴うマグマは2週間あまりで急激に陸地を作り、その面積は今も広がり続けている。翌年には長野県の御嶽山が噴火し、山頂付近の多くの登山者たちが犠牲となった。さらに翌年の'15年には口永良部島の新岳が噴火している。これらの延長線上に'16年の富士山噴火があるのだろうか。

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