中川祐子 2019年1月31日号

新春ビッグ対談 王貞治×柴田勲③「大谷翔平の活躍にあっぱれ」

掲載日時 2019年01月09日 17時30分 [スポーツ] / 掲載号 2019年1月10・17日合併号

新春ビッグ対談 王貞治×柴田勲③「大谷翔平の活躍にあっぱれ」
柴田勲、王貞治

柴田 もう少し巨人の話をしましょう。コーチ陣も一掃されましたが、新しい顔ぶれからどんな印象を受けますか。

王会長 “宴会部長”と言われた宮本和知(投手総合コーチ)とか、元木大介(一軍内野守備兼打撃コーチ)、水野雄仁(一軍投手コーチ)という顔ぶれ。みんな、かつて原監督の下で頑張った人ばかりの印象を受けるね。

柴田 ただ、全員一軍コーチだし、資質はまた別なものになってきますが、ただ「ハイ、ハイ」だけではダメですよね。監督に追随だけでなく、意見を言わなければいけないと思っています。

王会長 コーチで最悪なのはイエスマン。ものをはっきりと言えないのが、いちばん困るんだ。目の前の勝利に固執しがちな監督に対し、投手コーチは1年をトータルで考えた起用をしなければならない。そもそもが相容れない関係だが、イエスマンだったらケンカにもならない。宮本コーチは、その辺のことをどう考えているんだろうね。

柴田 原監督は参謀も置かないし、GMの後任もいません。自由にノビノビとできる編成のトップですからね。二次政権までは年上で経験豊富な口うるさいコーチが傍にいたが、今回は全権監督。かなりの部分で監督の独自采配が前面に出てくるかもしれません。

王会長 今度の補強を見ていると、ポジションがかぶるところがありそうだし、どう交通整理をしていくのか大変だね。阿部慎之助が捕手に電撃復帰。さらに西武から獲った炭谷もいて、今季の正捕手だった小林誠司のほか、20歳代の捕手もぞろぞろいる。生え抜きの若手勢に大ベテラン、FAの即戦力が一斉にゲートインしそうな捕手のレギュラー争い。来季はどんな布陣で挑もうとしているのか、興味があるな。

柴田 話は変わって、今年も日本人メジャーリーガーが活躍しましたが、中でもエンゼルスの大谷翔平が大活躍し、新人王を獲得しました。ひじに不安が残りますが、二刀流の復活についてどう思われますか?

王会長 いや、たいしたものだ。ひじを壊すまでのピッチングも素晴らしかったが、ホームラン(22本)も凄かったね。新人ながら、剛速球投手たちから一歩も引かずにスタンドへ叩き込んだ。1年目であそこまでやるとはね。ひじを壊した不安はあるが、また元気に戻ってくるさ。次は何のタイトルを狙うかだね。

柴田 西武の菊池雄星も海を渡りますね。どのチームでどれだけ活躍するか…。

王会長 頑張ってほしいね。応援しているよ。

柴田 今日はいろいろお話しいただき、ありがとうございました。

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