葉加瀬マイ 2018年11月29日号

ジョギング中に“獲物”探し 現職警官の凶暴わいせつパトロール(3)

掲載日時 2016年04月11日 23時00分 [官能] / 掲載号 2016年4月14日号

 その後も三林は同種の事件を断続的に続ける。帰宅途中の女子大生の池田佑香さん(19)を襲い、マンションの駐車場に連れ込んで口止めした揚げ句フェラチオさせ、射精するという事件も起こしていた。
 こうした犯行で着目されたのはマンションの防犯カメラだった。今やハイビジョンは当たり前だし、ズームで人相を絞り込むこともできる。これを各警察本部が導入し始めている顔認証システムで照合すると、驚くべき正確さで一致する顔写真を割り出せるのだ。

 そのデータベースとなっているのは、警察が過去に検挙した容疑者の顔写真や運転免許証を発行する際に撮った顔写真などだ。
 最新のシステムでは、斜めや横を向いた顔の画像でも、顔の向きを自動的に補正して検索できる。一卵性双生児でも識別できるほか、同一人物の10年以上前の顔写真でも照合可能。ひげ、帽子、サングラス姿でも誤判定なしだ。もはやDNA鑑定に次ぐ必携アイテムになりつつある。

 三林は現場に残された精液のDNAや防犯カメラの映像の解析などから犯行を特定され、まずは杉下由美さんに対する住居侵入と強姦未遂容疑で逮捕された。
 続いて女子高生の大沢美奈さんや女子大生の池田佑香さんに対する強制わいせつ容疑でも再逮捕され、杉下由美さんに対する事件で起訴されるのと同時に懲戒免職処分になった。

 妻子も離れていき、由美さんに300万円、美奈さんに50万円、佑香さんに60万円の賠償金を支払うことになり、三林が20代で築き上げてきたものはすべて失うことになった。
 「現職警官でありながら、このような事件を起こしてしまって誠に申し訳ない。スリルや快感が忘れられなかった。女性を襲いたいという欲望が強くあった。性犯罪者は事件や被害者のことを忘れてしまったとき、再犯を起こす。私は刑務所へ行くだけで罪を償ったとは思わず、一生、死ぬまで考えていきます。もう二度とこのような場に来ることはありません。被害者にしてしまったことを大変申し訳なく思っております」

 三林は「犯罪を取り締まる警察官でありながら犯行を繰り返した罪は重く、わいせつの程度も甚だしく悪質。証拠の隠滅を図るなど現役警官の知識を悪用した節もある」と断罪され、懲役5年を言い渡された。
 警察が導入している顔認証システムは犯罪捜査で大きな成果を上げているが、目的外使用をチェックする仕組みは未整備で、誰にそのカメラが向けられるのかは不明である。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書


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