小沢テロ決行隊が暴く! 「前原潰し」カネと女の第二夜(2)

政治・2011/03/18 15:00 / 掲載号 2011年3月24日号

 ただし、やはり気になるのは「スキャンダルの裏で暗躍した」と言われる小沢派の動きだろう。本紙の取材によれば、“前原潰し”の計略は昨年暮れから進行していたようなのである。

 小沢派議員がこう語る。
 「派内では『小沢切り』が苛烈を極めた昨年末から『前原の次期総理の目を潰せ!』と密かに号令が掛けられていたのです。これに奔走しだしたのは、同氏を次期総理の座に就かせ『キングメーカー』に上り詰めようとし始めた仙谷由人前官房長官への復讐から。そのため、派内には前原関連の疑惑が多数寄せられていたのです」

 この議員によれば、年明けにはその中から「すでに“筋の悪いもの”が選別されていた」といい、それが今回の疑惑噴出に結びついた可能性はアリアリなのだ。
 だが、恐ろしいのは冷や飯を食わされ続けたこの小沢派の“恨み節”だ。実は派内では醜聞炸裂時から「前原辞任」は織り込み済みで、今では政権打倒に向けた二の矢、三の矢が用意されているとも評判なのだ。

 前出の小沢派議員がこう続ける。
 「前原は『外国人献金』を口実に辞任したが、これはさらなる揉み消し工作。というのも、もう一方の疑惑であるA社長には、暴力団との繋がりがあるとの噂もあり、同社のパーティーに前原は、蓮舫と野田同伴で出席した疑いがあるからです。派内では今後この醜聞を焚きつけ、同じく仙谷子飼いの蓮舫を追い込んでいく方針なのです」

 また、小沢派の内情に詳しい政治部デスクはこうもらす。
 「小沢派は、まだまだ政権を木っ端微塵にする地雷を抱えている。例えば、『政治資金規正法』は赤字会社からの献金を禁じているが、前原には地元・京都の赤字会社にパー券を買わせていた疑惑がある。さらに支部長を務める『京都府第2支部』と前原の資金管理団体『新緑会』が、合わせて1250万円ものカネを前原夫人から借り入れており、これがどう調達されたかが取り沙汰されている。また、数年前に関西の同僚女性議員との関係が噂となったが、この一件も鋭意調査中と言われているのです」

 もっとも、こうした小沢派の動きは今では野党である自民党にも共鳴しだしている。実は、自民党は離党して「たちあがれ日本」の共同代表に就任、さらに、その座を捨てて経済財政担当相に入閣した与謝野馨氏の醜聞を、「探し回っている」とも伝えられているのだ。

 自民党議員がこう語る。
 「『前原醜聞』で自民は菅総理の任命責任を追及。内閣不信任案を提出する方針だが、菅が抗う場合は、'09年時に政治団体を名乗る先物取引会社から、5000万円以上の献金を貰っていた与謝野の醜聞を再燃させる手はずだ。この騒動は、同社が社員250人から総額4000万円前後の給与を天引きし、会社のカネと合わせて与謝野の口座に振り込んでいたというもの。前原に続き、この疑惑で財政再建の要である与謝野の進退が揺らげば、菅政権は一発で崩壊しかねないと見ているのです」

 もはや、菅政権は四面楚歌。いよいよ解散総選挙が現実のものとなってきた。

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