葉加瀬マイ 2018年11月29日号

清宮幸太郎を全面支援する「王・長嶋・野村」鉄板トロイカ体制(1)

掲載日時 2017年03月07日 16時00分 [スポーツ] / 掲載号 2017年3月16日号

 『第4回ワールド・ベースボール・クラシック』(WBC)を戦う侍ジャパンのメンバーがついに集結した。関係者の『世界一奪還』への思いは熱いが、12球団フロント、並びに日本オリンピック委員会(JOC)スタッフの関心はそれ以上に次期代表監督が誰に決まるかに向けられていた。
 「マスコミが予想している候補者の中から決まると思う。でも、誰がどうやって決めるか、きちんと決まっていない」(球界関係者)

 前巨人監督の原辰徳氏、DeNAを再建させた中畑清氏などの名前が報じられている。次期代表監督は東京五輪の野球競技も指揮する可能性もある。追加競技とはいえ、日本中がもっとも関心を抱いているのが野球・ソフトボールだ。そのため、「侍ジャパンと東京五輪を切り離す計画」が腹案として温められている。
 この重大人事に、清宮幸太郎(17=早稲田実業)が影響してきそうなのだ。

 清宮は“WBCの裏番組”となりそうな今春のセンバツ甲子園を戦う。進路問題はまだ『白紙』だが、将来の目標は明言している。
 「東京五輪に出たい!」

 現時点で五輪野球はオールプロで臨む方向だが、追加種目として当確するまで二人三脚の関係で戦ったアマチュア、学生野球組織から「自分たちも」と、特別枠による出場希望が打診されている。この経緯は本誌先週号で既報した通りだが、新たな展開も見えてきた。
 「ONに“前”に出てきてもらうことになりそうです。王貞治会長は東京五輪のエンブレムマークを選び直す特別委員を務めました。野球競技の話になると、『若い人たちが』と一歩引いた言い方をされていましたが、次期代表監督の人選について、コミッショナー側が相談を持ち掛けるのは必至。アテネ五輪の予選を指揮した長嶋茂雄氏も同様です」(球界関係者)

 ご意見番ともいうべき年齢に達したON両氏が、東京五輪の指揮を執ることは考えにくい。しかし、激励に駆けつけるくらいの協力は惜しまないはずだ。その激励の相手が清宮であれば、ONが本来望んでいる『次世代へのバトンタッチ』もでき、最高の演出となる。
 それだけではない。野村克也氏にも一役買ってもらうことになりそうだ。幸太郎の父・克幸氏は野村氏とも親しい。さかのぼれば、克幸氏の父が南海ホークスの選手時代から野村氏の大ファンで、克幸の『克』の字はそこから付けたのだという。克幸氏がラグビー界でカリスマ的存在になってから、「克の字」の話をすると、親交がさらに深まり、野球を選択した幸太郎のことも相談してきたという。

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