菜乃花 2018年10月04日号

わくわく地方競馬 スペシャルインタビュー 見越彬央騎手(浦和競馬)

掲載日時 2016年03月04日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年3月10日号

 今年1月、高知競馬で行われた「第30回全日本新人王争奪戦」で、選抜された新人ジョッキー10名の頂点に立ち、第30代の新人王に輝いた見越彬央騎手(浦和)。今年成人式を迎え、さらなる活躍を誓う見越騎手に意気込みを聞く。

 誰もが欲しい「新人王」の称号。井上倭騎手(北海道)の負傷による繰り上がりでの出場だったが、だからこそ「優勝は狙っていた」と同時に、逆に「冷静でもあった」。
 「4着までに入れば、チャンスはある」と、臨んだ1戦目は、ぎりぎり4着に入ることができた。

 続く2戦目は、1戦目同様「あまり人気のない馬」。しかし、思ったよりもコーナーの手応えがよかった。
 「これはいけるかもしれない」。しかし、優勝へはやる気持ちが手綱から馬に伝わってはいけない。気持ちをぐっと抑え、「後ろから折り合いをつけて」という厩舎の指示を守った。そして直線での激しい叩き合いの中、ぐいぐい伸びて見事な差し切りを決めた。
 「素直に嬉しかった。それに先輩としての意地を見せられてよかった」。南関東以外での騎乗はこの高知が初めて。そしてこれが今年の1勝目でもあり、忘れられない高知デビューとなった。

 '13年4月の初騎乗から、もう少しで4年目を迎え、「新人」と呼ばれる時期も終わる。1年目は7勝、2年目は11勝を上げたが、昨年は8勝と伸び悩んだ。「減量が取れたら乗せてもらえるかどうか」と不安もあるが「本当の勝負はこれからだと思っています。挨拶するとか、礼儀正しくするとか、とにかく初心を忘れないように。チャンスを生かしていきたい」。

 小学生の時に父に連れていってもらった小倉競馬場で、はじめて「騎手」を見て、そして騎手を夢見た。華やかな世界の裏には、それ以上に厳しい毎日もあるが、「憧れの職業ですから、楽しいです」と、目を輝かせる。ひとつひとつ積み重ねて、ゆくゆくは「浦和のリーディングが目標」。慣れない競馬場での「新人王」の称号は、必ずや自信につながるはず。これからの浦和競馬を背負って立つであろう若武者のさらなる飛躍に期待したい。

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