葉加瀬マイ 2018年11月29日号

塾帰りの少女を付け狙い襲撃 制服フェチ下着マニアの発情ルーティン(3)

掲載日時 2016年05月30日 23時00分 [官能] / 掲載号 2016年6月2日号

 藤村は奪ったパンティーなどを戦利品として自宅に保管し、時々取り出しては匂いを嗅いで犯行を思い出していた。各被害者を襲った場所をグーグルマップでズームアップして日付とともに保存。それが意味することは自分だけが知っているというわけだ。

 理穂さんを襲って2週間後、今度は帰宅途中の中3少女(14)を襲った。例によって尾行し、自宅前の路上で「静かにしろ!」と言いながら後ろから口をふさいだが、絶叫されて逃走。自宅から父親が出てきて追い掛けられ、車のナンバーの一部を控えられるというヘマを犯した。
 それでも懲りずに、また1週間後には帰宅途中の高2少女(16)を襲った。同じ手口で尾行し、自宅に入る直前に襲い掛かったが、またも絶叫され、家族が出てきて車のナンバーを写メで撮影されるという決定的なミスを犯した。
 警察はそのナンバーから犯行車両を割り出し、藤村の父親が名義人になっている黒色のワンボックスカーであることを突き止めた。
 すでに捜査線上には累犯前科がある藤村が浮上しており、そこへ通報があったのが、冒頭の寺内美伸さんに対するわいせつ事件だったのだ。

 その翌日、警察は藤村の自宅を訪れた。藤村は目を白黒させ、「自分はやっていない」と犯行を否認した。しかし、事件直前に車で出掛けて事件直後に帰宅する様子が駐車場の防犯カメラに写っていた。しかもそれは、事件時に犯人が着ていた服装と同じだった。
 さらに車の中から美伸さんの唾液が付着したゴム手袋が発見された。その後の家宅捜索で被害者たちから奪ったパンティーも発見。藤村は言い逃れができなくなり、次々と犯行を認めた。
 「出所したときは、もう二度とやるまいと思っていたのに、仕事帰りに制服姿の女子中高生を見掛けると、襲いたくて仕方なくなってしまった。スイッチが入ると、被害者の気持ちなんか考えられなくなってしまう。再犯を犯さないためには、睾丸一つを摘出する手術を受けてもいい」

 性犯罪治療の専門家によると、刑務所の性犯罪者処遇プログラムを受けただけでは5人に1人が再犯に及ぶが、出所後も性犯罪治療のための認知行動療法と薬物療法を併用した場合は、再犯率はゼロだという。
 ただし、薬物療法をやめれば、徐々に元の状態に戻ってしまうので、適切な行動を取るための認知行動療法は欠かせないという。
 専門家は「長く服役させると、再犯防止を困難にさせてしまう。年齢は若いほどいい。40代以降は再犯率が高い」と言うが、被害者の処罰感情を考えれば、それも難しいところだろう。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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