菜乃花 2018年10月04日号

「オレも幸せな結婚をしたかった… 」女に飢えた通り魔男の惨めな落第人生(1)

掲載日時 2017年02月04日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年2月9日号

 出口康広(42)は若い頃から土木仕事を転々とし、何をやっても長続きせず、「自分は不細工だし、男らしさが全くないし、面白味もないから他人に嫌われて当然だ」というネガティブな感情を持っていた。
 それでも20歳のときには生涯唯一の彼女ができて、人生の醍醐味を知った。

 「ううっ…、出る出るっ、すごく気持ちイイよ…」
 「あはーん、イックーッ」
 己の欲望器官を最深部まで打ち込めばヌラヌラの襞肉が収縮しながら絡み付いてくるし、腹の底から込み上げる衝動に歯止めをかけず結合したまま射精すれば、この世の幸福をすべて独り占めしたような快美感に包まれた。
 「こんな彼女は誰にも渡したくない。いや、取られてはいけない。もっと自分に引き付けなくては…」

 思えば、この頃が出口にとって人生の絶頂期だったのかもしれない。転落のきっかけは覚醒剤の売人の男と知り合い、こんなことを囁かれたからだった。
 「ダンナ、そんなことは簡単ですよ。シャブを使えばいいんです。ホイルでストローを作って、その上にシャブを乗せて火であぶるんです。その蒸気を吸ってセックスすれば、もうイチコロですよ。ダンナも精液が一升瓶からドッドッドッと出てくる感じですわ」

 これを真に受けた出口は、売人の話をそのまま彼女に説明し、「これを使ってやってみよう」と提案した。
 「バカじゃないの。これ、違法薬物でしょう」
 「違法でも悪いことばかりじゃないんだよ」
 「私はイヤ!」

 諦めきれない出口は、彼女が寝ている隙にこっそりと覚醒剤の粉末をヴァギナに塗りたくるという暴挙に出た。それで彼女は体調不良になり、病院に行って覚醒剤の陽性反応が出たため、病院側が警察に通報。警察の捜査で真相が明らかになり、出口は覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。
 「最低。もう二度と私の前に現れないでほしい。厳重に処罰して下さい!」

 すべて自業自得であるのに、彼女に“絶縁宣言”されて、出口はただならぬショックを受けた。初犯だったので執行猶予付きの有罪判決を言い渡されて釈放されたが、そこからは坂道を転がるように薬物に依存する生活が始まった。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

事件新着記事

» もっと見る

「オレも幸せな結婚をしたかった… 」女に飢えた通り魔男の惨めな落第人生(1)

Close

マダムとおしゃべり館

▲ PAGE TOP