葉加瀬マイ 2018年11月29日号

わくわく地方競馬 スペシャルインタビュー:岩本怜騎手(水沢競馬)

掲載日時 2018年08月12日 17時00分 [エンタメ] / 掲載号 2018年8月16日号

 デビューから約3カ月で24勝と、順調に勝ち星を伸ばす水沢競馬の期待の新人騎手・岩本怜(三野宮通厩舎)。今後の目標と、この夏に控える『ヤングジョッキーズTR盛岡』に向けての抱負を聞いた。

 小学生・中学生時代を千葉県ですごした岩本怜が、競馬を初めて見たのは船橋競馬場だった。人馬一体となって目の前を駆け抜けていく…。「間近で見て、スピードや迫力を感じて」。競馬騎手という仕事に心を奪われてしまった。
 そこから2年後、願いが叶って地方競馬教養センターに入所。当初は船橋競馬所属を希望していたが、レベルが高く厳しい南関東よりも、乗り鞍の多い水沢競馬で腕を磨くことを選んだ。

 そして、迎えた4月14日のデビュー戦は惜しくも5着。そこから毎日のように騎乗機会に恵まれたが、なかなか勝てずにいた。
 「焦っていましたね。でも焦っても勝てない。勝ちたい、勝ちたいと思いながら乗っても、あまりいいことないなと」

 結果にこだわらず、とにかく馬のいいところを引き出せるように騎乗しよう。ほんの少しだけ肩の力を抜いたことが奏功してか、4月30日、デビューから48戦目でうれしい初勝利を挙げると、そこからは順調に勝ち星を積み重ね、7月25日現在24勝。勝率は9.3%、連対率18.6%、3連対率26.7%と、新人としては十分合格点のつく立派な数字を残している。そして、注目したいのは人気薄の時の勝率だ。勝率6%、連対率14%を誇り、実に24勝のうちの半分は4番人気以下の馬での勝利となる。
 「特に人気は気にしてはないですけど、焦りや不安は馬に伝わってしまうと思うので、落ち着いて乗ることを心掛けています」
 人気や人の評価を気にするのではなく、まずはその馬の力を出し切れるように力を尽くす。新人離れした冷静さは、大きな武器でもある。

 教養センター入所時、同期は騎手や調教師の子供が多い中、騎乗経験すらない状態のスタートだった。そんな岩本が、今は同期を勝ち星で大きくリードしている。
 「周りの方々に支えられているおかげ。取りこぼしてしまったレースもあるし、まだまだです」と謙遜するが、そんな同期たちと久々に顔を合わせるのが、『ヤングジョッキーズTR盛岡』(8月15日)だ。
 「展開を読んで仕掛けようと思っても、遠慮してしまうところがある」
 という課題も、新人戦ならば遠慮はいらない。

 支えてくれた三野宮師、そして両親や周りの人に恩返しがしたい。
 「ファイナルラウンドに行けるように、とにかく一戦一戦がんばります!」
 と、最後に力強く語った。

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