葉加瀬マイ 2018年11月29日号

狙われた四十路人妻! 悪徳スカウトに「体を売られた」実話被害(2)

掲載日時 2015年12月03日 18時00分 [社会] / 掲載号 2015年12月10日号

 群馬に帰ったTさんが思ったのは、もう一度、詳しく話を聞いてみたいということだった。すぐに担当者とアポを取ったという。
 「“契約しない人には教えられないんです。23万円支払っていただけたら、お話しします”と言われました。正直、驚いたんですが、その気で来ていたので、その場で家族カードで決済してしまったんです」

 そして、どんな話が聞かせてもらえるかと思ったTさんだったが…。
 「登録プロフィールに使う写真は別料金だって言うんです。これが6万円。指定のスタジオに自分で予約をして、撮ったらまた来てください、とのことでした」

 釈然としないながらも、先に払っている23万円を無駄にしないために、Tさんは仕方なく追加で6万円を支払ったという。
 「その後は、提携しているというスクールで、レッスンが始まりました。定期公演を行っている劇団の演出家さんや、ミス日本の準ミスを獲得したというモデルさんが来て、発声練習やポージング、ウォーキングの勉強をしましたね」

 このレッスン自体は楽しくもあったというが、一つ彼女が疑問に思ったのは、他の生徒との私語や連絡先の交換、私的な交流が禁止されていたこと。
 A氏が、こう解説する。
 「この手のスクールには、同じような手口で金儲けをする複数の芸能プロの登録者が集められているんです。情報交換をされないようにと、私語や交流の禁止を命じているんだと思います」

 そして、さらに不信感を深めたのは、このスクールの最後の授業に臨む前だったという。
 「最後の授業のテーマが、テレビ局や雑誌社への営業のかけ方なんですよ。しかも、授業に自分の営業用のプロフィール写真が必要なので、またスタジオに行かされて、今度は4万円を支払うよう指示されました」

 この支払いに難色を示すと、とんでもない提案をしてきたという。
 「お金がない事を告げると、急に表情が変わって、1日に数万円稼げるAVの出演を打診されました。顔はモザイクを入れるから芸能活動に支障はないと、半強制的に日程を決められたんです。最初に水着撮影をした意味が、そこでやっと分かりました」

 そんなバカな、と思われるかもしれないが、A氏いわく、「とくに地方の専業主婦は、我々が思う以上に世間知らず。東京で、しかも芸能プロにそう言われれば、疑うよりも、“私が知らないだけなんだ”と思ってしまう人が多い」という。

関連タグ:「体を売られた」実話被害


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