竹内渉 2018年8月2日号

尖閣土下座外交新事実 中国首脳を激怒させた岡田前外相のケータイ問題

掲載日時 2010年10月15日 11時00分 [政治] / 掲載号 2010年10月21日号

 中国側から謝罪と賠償請求を突き付けられ、国民から大批判を受けた「尖閣衝突事件」。この外交交渉がこじれた原因が、とんでもないところにあることが判明した。なんと岡田克也民主党幹事長の「ケータイ問題」なのである。

 中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突したのは9月7日だが、実はこの後、知られざる大騒動が展開されていたのだ。
 「実は、事態を重く見た中国側の戴秉国・国務委員(副首相級)が、9月11日の午後8時前後に、当時外務大臣だった岡田の携帯に秘書官経由で危機回避の電話を入れさせたのです。ところが、岡田がこの電話に出なかった。そのため、戴が『何がホットラインだ!』と激怒したというのです」

 こう内幕を明かすのは中国政府上層部とパイプを持つ元外務官僚のA氏だ。この人物によれば、岡田氏が電話に出なかったことから、中国側は丹羽宇一郎・駐中国大使に連絡。その後、丹羽氏を呼びつけ、「屈辱的」とも報じられた件の「深夜零時の談判」へと雪崩れ込んだのだ。
 ただし、この談判は日本側の閣僚が一切出席しない格違い談判。結局、これが原因で物別れに終わり、レアアースの禁輸や『フジタ』社員の拘束など、中国側が強硬路線を歩む結果を招いたのである。

 前出のA氏は言う。
 「中国は、事件発生当初ソフトランディングに躍起だった。時間が経てば国民から『反日運動』が起きることが、分かり切っていたからです。そのため、早期の事態収拾を目的に岡田と話し合いを持ちたかった。中国上層部からは『電話会談が実現していれば日中双方のメンツが立ち、意地を張り合うような経済制裁も有り得なかった』との声も聞こえるほどなのです」

 だが、気になるのは岡田氏がなぜ中国政府筋からの電話に出なかったのかという点だ。全国紙の記者はこう語る。
 「岡田事務所は、中国側から連絡があったことを明かしていないが、これには巷間言われる原理主義ぶりが関係しているのです。記者と飲んでいても、午後8時には自分の飲み代を数千円おいて帰ってしまう岡田は、夜間、政治の勉強をしている。ゆえに、自分の知らない電話には出なかったというのが真相なのでは、と見られているのです」

 要は、真面目も度が過ぎると、とんでもない不祥事を招くということか。

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