香港デモ「夜の無法痴態」1カ月以上占領が続く裏面史(1)

エンタメ・2014/11/11 17:00 / 掲載号 2014年11月20日号

 9月26日深夜から始まった香港市民による普通選挙権を求めての反政府デモは、市内各地の占拠という形ですでに1カ月以上続いている。現地は混乱が今でも続いているのだ。
 本誌記者は通訳を連れて現地に向かった。

 今回の占拠は香港一の金融街・経済の中心地、金鐘(アドミラルティ)で始まった。日本でいえば、東京・丸の内といったようなオフィス街のど真ん中である。駅を降りると、カラフルなテントにスローガンが多く掲げてある。
 『我要真普選挙』

 8月に香港政庁が2017年実施の行政長官選挙が、立候補者は指名制という制限選挙であることを発表した。これに市民が反発したのが、今回のデモの発端だ。自由を求めて香港市民は怒っている。
 こう書くと、かなり緊張感があるように思われるが、この地を占拠しているのは、学生が中心だ。雰囲気は明るく、どこか学園祭のノリに近い。しかも、半分は女性。名門の女子大生や女子高生が、そこかしこに寝泊まりしているのだ。
 10月末とはいえ、香港の気候はまだ夏に近く湿度も高い。彼女たちはTシャツに短パンというラフなスタイルが多い。みんなスラリとしたアジアンビューティーで、健康的な太ももを晒している。黒髪で長髪にしている美人ばかりだ。

 その一人、リン(21)に話を聞いた。
 「もう2週間はいます。ここから大学に行って、授業が終わったら帰って来るという毎日です。自宅には着替えとシャワーを浴びる時に帰るだけですね」

 トイレはどうしているのだろうか?
 「近くには公衆トイレもあるので不自由はないです」

 質問がデモの本質に関係ないことばかりで、記者に不審な目を向け始めたリン。内容を変えて、スローガンが書かれたTシャツのことを聞いてみた。
 「これは自分でデザインして作りました。みんな自作ですよ。今回のデモは催涙ガスを避けるために傘を使ったため、『雨傘革命』と呼ばれてるんです」

 誇らしげに『雨傘革命』と染め抜かれた胸元のプリントを見せてくれたが、記者の目は推定Cカップ乳の彼女の乳房に釘付けだ。
 「このデモを日本の人たちに伝えてください!」
 まっすぐな瞳で見つめてくるリン。「日本に留学したい」とも言っている。本当にいい子だ。

 中には制服姿の女子高生もいる。聞けば15歳。
 「両親はここに来ていることを知っています。学校帰りに立ち寄る感じです。ここは自習室もあってきちんと宿題もやっています」
 自習室と書かれた大型テントの下で、みんな教科書を開いて勉強しているのだ。下心だらけの記者は、いたたまれなくなってしまい一旦退散することにした。

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