紗綾 2019年8月1日号

死ぬまで現役 下半身のツボ “睡眠不足”がEDを招く!?

掲載日時 2019年06月16日 23時30分 [健康] / 掲載号 2019年6月20日号

 「意外と知られていませんが、睡眠不足によってEDのリスクが高まるんです」

 こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 中高年〜シニア世代になると、「なかなか寝付けない」「すぐに目が覚めてしまう」といった睡眠に関する悩みも多くなるものだが、実はソレこそが、男性機能の低下を招いている可能性があるという。

 その理由はこうだ。
「男性は寝ている間も、勃起現象が起こります。いわゆる“朝勃ち”がその証拠で、就寝中であっても、呼吸をして酸素を含んだ血液が海綿体に流れ込んでいるので、勃起するんです」

 さらに、勃起力を高める“男性ホルモン”のテストステロンは、睡眠中に大量に分泌されるため、やはり、しっかりと睡眠をとっている男性のほうが、アッチも強くなるのだ。

 一方、睡眠時間が不足すると、
「夜間の勃起現象が減少するため、勃起に必要な機能が低下しやすいんです」

 本コーナーでは以前、「一日一勃」を推奨した。なぜならペニスも普段から使っていなければ「廃用性症候群」となり、脳が勝手に“必要なし”と判断。男性器の機能を低下させるからだ。

 ゆえに、常日頃からオナニーでも構わないので、勃起させることが重要となる。

 同様に就寝中、勃起現象を繰り返すことができれば、それだけ男性器の機能が維持できるということ。
「ちなみに日本人は世界と比較しても、睡眠時間がとにかく短いんです。OECD(経済開発協力機構)の調査によると、最も多いのが南アフリカで、平均睡眠時間は9時間12分。次にアメリカで8時間29分、3位はフランスで8時間25分となっています」

 対して日本は7時間52分。特に働き盛りの40代〜50代の男性は、7時間弱ほどしか寝ていない。

 これではEDのリスクが高まるばかりだ。
「ましてや眠りが浅くて、途中で目が覚めてしまうようでは、夜間の勃起現象が一段と減少します」

 こうした睡眠不足を解消する方法としては、当然、「早く寝る」ことが一番なのだが、
「すでに退職をされている方なら、日中にお昼寝をすることもオススメしますね。20〜30分ほどの仮眠をとるだけで、睡眠のバランスは整うと言われています」

 また、どうしても朝早くに目が覚めてしまう場合、
「外の光が入りやすい環境なんだと思います。これから夏に向けて、日の出の時間がますます早くなってくるので、カーテンの隙間から日差しが入り込まないように、寝室を改善したほうがいいですね」

 目覚めが早いのは、加齢とともに朝日に対して敏感になっているからだ。
「完全な暗闇を作って、最低8時間はしっかりと寝る。睡眠時間を確保できるようになれば、朝勃ちも起こりやすく、ペニスの機能も回復していくと思います」

 ちなみに、男性は射精すると眠気に襲われやすい。

「それを利用して、寝る前にオナニー、もしくは妻や彼女とSEXをするのが一番ですね」
 よく寝る男性は、アソコもよく育つのだ。

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志賀貢…医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

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