葉加瀬マイ 2018年11月29日号

10代無修正AVを200人分拡散! 出演強要問題摘発第1号の手口(2)

掲載日時 2017年11月12日 23時00分 [官能] / 掲載号 2017年11月16日号

 被害者の1人であるアリサさん(18)はサイトを見て応募し、賀川の面接を受けた。例によって身分証を持って写真を撮り、美容院に行かされた。
 マンションの一室で撮影が始まり、マイクロビキニを着せられ、際どいポーズの撮影をさせられ、「いいね、いいね」と言いながら、賀川がパンツ1枚の格好で近付いてきた。
 「ちょっとペニスを触ってみてよ」
 「何ですって?」
 「1日5万だぞ。何もしないでそんな金をもらえると思っていたのか?」
 「そんな…」

 アリサさんは手コキはおろか、フェラチオまで強要され、途中で泣き出してしまった。
 「これじゃあ、撮影は続けられないね。もういい。シャワーを浴びてきてよ」
 アリサさんが帰り支度を整えていると、「これにサインして」と言って、賀川が書類を持ってきた。そこには「実技もエッチも自分の意思でしました」という文面が書かれていた。
 「できません!」
 「サインをしないと、家に帰れないよ。学校や家族に知られてもいいの?」
 顔を近づけてすごまれ、アリサさんは怖くなってサインしてしまった。アリサさんのDVDは顔も性器も無修正で販売された。

 同様に“人気女優”となったサヤカさん(18)も同じ手口に引っ掛かり、「美容院代を返せ!」とすごまれ、金がなかったために泣く泣く応じることになった。賀川の個人メーカーとは「契約書」を盾に6回も撮影させられることになった。
 「よーし、騎乗位のシーンを撮るぞ。ゆっくりと腰を落とすんだ」
 賀川は屹立した肉棒を蜜液にまみれた陰唇に押し当てると、待っていたかのようにサヤカさんを腰の上に座らせる。濃蜜があふれた秘肉をかき分け、賀川のペニスはズブズブと根元まで埋没していく。
 「たまんねえや、このまま爆発しちまうぜ…」
 哀れな少女は屈辱の涙を流しながら、毎回懸命にセックス奉仕するのだった。
 こうして賀川はまんまと200人以上とセックスし、5年間で約1億5000万円を売り上げていた。

 現役女子高生の場合は、しばらく作品を寝かせて卒業後に販売するなど、慎重かつ細心の注意を払い、10代のAV嬢ばかりをプロデュースしていた。
 賀川は自分の顔にはモザイクをかけていたが、少女の顔や性器には全くモザイクをかけていなかった。
 この点について賀川は摘発後、「ネット上には海外サイトを経由した無修正のセックス画像がバンバン流れているので、自分のところだけがモザイクをかける必要はないと思った」などと供述した。

 摘発直前に出演させられたマイさん(18)の場合、「ほんの少しだけ露出があるだけ」「特定の人しか見ないから大丈夫」などと言われ、全裸で大股開きなどの卑猥なポーズを取らされ、疑似フェラを強要され、白い液体を口に含んで吐き出す演技までさせられた。マイさんも「実技は自分の意思でしました」という「確認書」を書かされていた。
 「他にも何人も女の子を撮影したけど、みんな何とも思ってないよ。キミが撮影に同意していたという面接中の映像も撮ってあるし、警察や裁判に訴えてもムダだから」

 こんなひどいことをしていた男が逮捕されたのは、国会でも審議されたAV出演強要問題に対する機運だった。政府はAV出演強要問題を「男女共同参画基本計画」で防止と根絶に取り組む「女性に対する暴力」に該当すると指摘。各都道府県の警察にAV出演強要問題を担当する専門官を設置し、その第1号として摘発の網にかかったのが賀川だった。
 賀川の4カ所のアジトからは販売用の無修正DVD698枚が発見された。
 「今後はこういう仕事はしません。関連サイトはすべて閉鎖し、モデルの女の子のデータはすべて警察で消去しました。今後は職安に行って撮影やコンピューター、編集の技術を生かせる仕事に就きたいですが、もう仕事は選びません。Mとの関係も断ち切ります」
 だが、被害者のDVDは回収不能である。

 古くはテレクラや出会い系サイトが当局の目の敵にされたように、今後は“AV制作者狩り”が本格化していくだろう。賀川の事件は当局にとってプロパガンダのようなものである。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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