片山萌美 2019年7月4日号

死ぬまで現役 下半身のツボ 前戯中心のSEXはNG!?

掲載日時 2019年06月09日 23時30分 [官能] / 掲載号 2019年6月13日号

 「シニア男性は、ED気味とあって、前戯にしっかりと時間をかけるタイプが多いんです。これは素晴らしいことなのですが、実は“落とし穴”もあるんです」

 こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 年齢とともにムスコの元気がなくなり、挿入も難しくなった。でも、SEXは楽しみたい。そこで前戯中心のSEXをして、女性を喜ばせようとする。むろん、間違いではないのだが、
「実は女性というのは、前戯ばかりでイクようになると、膣中でイキにくい現象が起こるのです」
 驚くべき現象だが、これにはある医学的な理由があるという。

 「オーストリアの精神科医、オズワルト・シュワルツ氏が発表した説によると、『女性にはセックスに対する2つの中心がある。ひとつは、頭の中、もうひとつは子宮の中にある』というのです」

 分かりやすく説明すると、「頭の中」とは脳内エロスのこと。例えば、言葉責めで卑猥なことを言われたり、恥ずかしいポーズで愛撫されると、“こんな格好で…”という羞恥心とともに、快楽も覚えてしまうものだ。

 「実は前戯でイカせる場合、脳内エロスをいかに高めるかが重要なんです。乳首やクリトリスといった性感帯を刺激しながら、言葉責めや羞恥責めを加えることで、女性の興奮はMAXに達して、イクんですね」

 SEXではムードが大事、と言われるように、女性の「頭の中」をエロくさせているのだ。

 だが、「頭の中」でイク癖がついてしまうと、「子宮の中」でイキにくくなるのだ。

 「子宮でイクということは、あれこれ考えず、ただただ、膣内の性感帯を刺激されて、肉体的に高まる状態なんです。言い方はアレですが、ムードも何も必要なく、もっといえば好きでもない男であっても、ペニスを突っ込まれたらイッてしまうんです」

 いわば動物的なのだ。

 一方、先に述べた「頭の中」でイクタイプは、あれこれ考えて、妄想を広げられるとあって人間的だ。

 「頭の中でイク癖がついた女性は、ある意味、自分を客観視できるんです。恥ずかしい自分に興奮できるのも、まさにソレですよね」

 人間的になりすぎたゆえ、動物的な快楽が得られにくくなるという。

 「もちろん、頭の中でも子宮の中でもイケるのがベスト。いわゆるスケベな女性というのは、どちらも兼ね備えているタイプなんです」

 とはいえ、ペニスが勃起しなければ、前戯中心になってしまう。

 「その場合、前戯でしっかりとイカせた後、バイブレーターなどを使って、女性の膣の中も刺激するようにすればいいんです。要はたまに、子宮の中も満たしてあげて、動物的な快楽を忘れないようにさせてあげるのです」

 指で膣内を刺激する方法もあるが、やはり、指では太さが足りないという。

 「どんなに前戯で気持ちよくなれても、女性の中に眠る雌の本能が男根の挿入を求めるんですよね。生のペニスが無理なら、代用品(バイブなど)で補助するのが一番です」

 前戯術とバイブ挿入を合わせてこそ、本当の意味で、女性を満足させられるのだ。

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志賀貢…医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

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