葉加瀬マイ 2018年11月29日号

話題の1冊 著者インタビュー 仙頭正教 『「裏モノJAPAN」編集部セントウのクレイジーナンパ大作戦20』 鉄人社 1,100円(本体価格)

掲載日時 2016年11月13日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年11月17日号

 −−まさに「クレイジー」な数々のナンパ手法ですが、どのように思い付くのでしょうか?

 仙頭 “男の欲望を追求する”というコンセプトの月刊誌『裏モノJAPAN』を作っているせいか、ナンパ作戦については、常に考えています。例えば「ハロウィーンだから、バカ騒ぎコスプレ女性たちをどうにかして引っ掛けられないか?」とか。その際、いつも僕の思考のベースにあるのは「欺き」です。非難を恐れずに申し上げると、ナンパのキモって、どう騙すかだと思うんです。金持ちのイケメン男性ならいざしらず、自分はしがない30代サラリーマン。ならば、ズルしかない。でも女もアホじゃないから簡単なズルだと見破られそうだしなぁ。カマすならガッツリやるしかないぞ! というわけで、必然的に作戦がクレイジーになるわけです(笑)。

 −−実際にナンパして手応えのあったもの、失敗したものを教えてください。

 仙頭 直近の大失敗は、今年2月の『時の人は女にチヤホヤされるはず!』作戦。清原和博に風貌がそっくりな協力者のオッサンにスーツ&グラサンでビシッとキメてもらい、一方の僕はヘルメット&付けヒゲを装着。で、覚せい剤コンビ『清原&野村』のソックリさんとして街へ出掛けました。しかし街をうろつくこと3時間、キヨが「もう疲れたんでお先っ!」と帰ってしまい、1人になってしまいました。思い出しても涙が出そう…。でも、時に大成功もするんです。とっておきは3年前の『高校球児』作戦。夏の高校野球地区予選の真っただ中、丸坊主&学生ズボンの球児コスプレをした僕が、試合に負けて甲子園への夢がついえた設定で、街の女になぐさめてもらおうともくろんだ企画ですが、これが大成功。マジですよ!

 −−今後、試してみたいナンパ作戦はありますか?

 仙頭 ズバリ『トイレ』作戦です。お花見や花火の会場では、必ずと言っていいほど女子トイレの前に行列ができています。軽トラの荷台に仮設トイレを載せて「トイレ屋〜! トイレ屋〜!」とアピールしながら近づいていけば、使ってもらえそうでしょ? そこで「使い心地はどうでしたか。LINEで感想くださーい」と持ち掛けるわけです。どう思いますかこの作戦? さすがにムリでしょうか? いや、でも『高校球児』作戦が大成功したわけだし、やってみなくちゃ分かんない気がするんですよ、僕は! 読者の皆さんもガツガツ挑戦してみてください。だいたい普通にダメなんですが、たまーに意外とうまくいっちゃいますから。
(聞き手/程原ケン)

仙頭正教(せんとう まさのり)
1978年、高知県生まれ。月刊『裏モノJAPAN』の編集部員として、男の欲望を追求するというコンセプトの下、さまざまな体当たり取材を敢行。11/23出版記念イベント(13時〜大阪ロフトプラスワンWEST)。

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