福島原発放射能ダダ漏れ中に 石井一「またゴルフ」仙石・前原「銀座豪遊」の“責任菅”ゼロ行状

政治・2011/06/02 11:00 / 掲載号 2011年6月9日号

 日本中が福島第一原発の深刻な事態に震え上がっているというのに、民主党幹部の危機感のなさに政界関係者が呆れ返っている。
 党地震対策本部副本部長の要職にありながら、フィリピンでこっそりゴルフ三昧に耽り、5月9日その座を退いた石井一党副代表が、今度はまたぞろ伊豆の湯ヶ島でプレーしているのが目撃されたというのだ。
 それだけではない。前原誠司前外相や仙谷由人代表代行に至っては、優雅に銀座の高級クラブで豪遊する始末。いったい、民主党はどうなっているのか−−。

 石井副代表は、日本・フィリピン友好議員連盟の会長。5月4、5日には議員活動の一環として訪問したマニラ郊外にある『セント・エレナゴルフクラブ』で、同行した生方幸夫衆議院議員、那谷屋正義参議院議員らとプレーした。これが発覚するや石井副代表は「国外であれば目につかなかった」などと一度は開き直ったものの、記者団の追及に「被災者から見れば何だという気になるでしょうね」とコメントし、岡田克也幹事長に副本部長の辞任届を出したのだった。
 ところが、その舌の根も乾かない5月15日、今度は静岡県の伊豆湯ヶ島倶楽部で目撃された。
 「辞任して1週間も経っていませんからね。まさかと疑いましたよ。でも、あれは間違いなく石井副代表で、夫人とセルフプレーをしていました。この時期に何を考えているんでしょうね」(目撃したマスコミ関係者)

 石井副代表がゴルフをしている最中も、福島第一原発は放射能を撒き散らし、日本中を汚染している。つい最近では、大阪でも微量ながら雨量から放射性セシウムが検出されたばかり。仮にも与党の副代表が、国民が先の見えない不安に晒されている最中、2度ものお気楽ゴルフとは、許し難いことではないか。
 一方、石井副代表がマニラ郊外で目撃される前には、夜の銀座で仙谷代表代行と前原前外相が豪遊していた。
 「2人が銀座8丁目にあるクラブ『G』で飲んでいたのは、ゴールデンウイークに入る直前。仙谷さんも前原さんも銀座では有名人ですから、いくらお忍びで来ても、すぐにバレますよ(笑)」(2人を知るクラブ店長)

 前原前外相といえば、3月6日、外国人献金問題で外相を辞任したばかり。しかし夜の銀座では、「外国人の献金問題より暴力団人脈の“黒い献金スキャンダル”が表面化することを恐れていた」(前出のクラブ店長)という話もあるのだ。
 「前原前外相は'04年に脱税事件で逮捕された企業の実質的な経営者のS氏から献金を受けていました。'06年に偽メール事件の責任をとって民主党の代表を辞任した直後には、銀座8丁目の超高級クラブ『M』で、S氏とそのブレーン7人くらいで頻繁に豪遊していました」(クラブ店長)
 当時、S氏はれっきとした暴力団幹部だったという。そんな関係が露見すれば、外相辞任どころか、議員辞職に追い込まれていた可能性すらあるのだ。

 また、党地震対策本部本部長を務める仙谷代表代行の場合は、東京電力の計画停電のいい加減さにブチ切れ、電話で担当者に「俺を誰だと思っているんだ」と怒鳴りつけていたが、その傲岸不遜には、クラブ関係者も呆れていたという。
 「仙谷さんは以前、東電の福島第二原発の受注業者の前田建設工業と水谷建設が、東電の幹部を銀座のクラブ『S』で接待漬けにしていた際も同席していました。学生時代は親左翼系の学生運動家で、元社会党の議員とは思えない権力欲にとりつかれた人物だと思いました」(Sの元従業員)

 夜の銀座では曰く付きの前原、仙谷の2人。民主党幹部でもあるご両人も、震災復興の見通しも立っていない時期に、銀座のクラブで豪遊とは恐れ入る。いくら高級店でカネを落としても、東北の復興には繋がらない。
 二大政党を謳い文句に政権交代を成し遂げた民主党だが、議員はいったいどちらを向いているのか。菅首相も元は市民運動から出た人物だが、今は権力亡者と成り果てた。
 自民・公明両党は、与野党対決となる青森県知事選(6月5日投開票)前後での菅内閣に対する不信任案の共同提出へ向け、いよいよ最終調整に入った。
 好き勝手のどっちらけ政治では民主党転覆は避けられまい。

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