菜乃花 2018年10月04日号

「あなただけの女になるわ」デリヘル嬢に手玉に取られた煩悩僧侶の凶行(2)

掲載日時 2016年01月17日 23時00分 [事件] / 掲載号 2016年1月21日号

 ところが、終わってから「ガソリン代を5000円貸してほしい」と言うと、「そんな小さなお金の話はしないで」と拒否された。
 残りの借金がいくらあるのか聞くと、「両親のことだから分からない」という返事。そのくせ、「このお金でパソコン教室に通おうかな?」などと言われ、不審に思った辰巳は、「やっぱりお金は返してくれ。この話はなかったことにしてほしい」と頼むと、彼女は泣いて取りすがってきた。
 「もう借金取りにまとまったお金が用意できるから返すと言ってしまったのよ。あなただから恥を忍んで話したのに…、どうしたらお金を貸してくれるの?」
 泣きながら話す彼女に根負けして、辰巳は金を渡してしまった。さらに後日、「あと160万円あれば、借金がなくなる」という話を聞き、寺の金に手を付けて工面し、サキに手渡した。

 一方、大金を手にしたサキは、本命として付き合っている彼氏と香港旅行したり、サラ金からの借金を一括返済したりしていた。もちろん、親が作った借金というのはデタラメである。
 その後、辰巳と会うことになっても、「今日はそういう気分になれないの」と言って、ベッドでスマホばかりいじっていたり、「急に熱が出た」「バイトが入った」「保険の研修会がある」などと言って、ことごとく約束をスッポかした。
 2カ月も経つと、「お店に戻りたい」と言うようになり、「あなたと会っていても、お金にならない」とはっきり言われた。
 それ以降、また店を通じて会う客とデリヘル嬢の関係に戻った。そうなるとまた態度が軟化し、「あなたは特別よ」などと言って、店外デートにも応じるようになった。辰巳はサキの真意が分からず、悶々と苦しんだ。

 そんな中、サキとの関係悪化が決定的となる出来事が起こった。待ち合わせ場所に彼女が見知らぬ男に車で送られてきたところを見てしまったのだ。
 「今の男は誰だ?」
 「ただのお客さんよ」
 「オレ以外の客とは外で会わないって約束だったじゃないか!」
 「あっ…」
 「もういい、帰る!」
 辰巳ははらわたが煮えくり返るほど怒り、〈お金を返してほしい〉とメールしたが、〈あなたが勝手にくれたものだから返せません〉という返事。〈何年かかっても、分割でもいいので返してほしい〉と泣きついたが、それも拒否された。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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