片山萌美 2019年7月4日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉②リスクの高い詐欺にも加担

掲載日時 2019年06月12日 00時00分 [官能] / 掲載号 2019年6月20日号

 例によって、山本はリッチマンを装って会いに行った。エリさんは1回きりで終わるのがもったいないほどの美女だった。ベッドに入ると、女子大生とは思えないほどの性技を駆使して奉仕してくれるし、アソコの具合は信じられないほどの絶品だった。
「あっ、ああっ、パパァ、いっぱい来てェ!」
「よし、オレの愛人になった記念にたっぷり出してやるぞ!」
「今日は安全日だから大丈夫。中で出してェ…」

 山本は彼女の膣内で小刻みなピストン運動を繰り返す。もはや抑えきれないほどの射精感が込み上げてきて、膣内に大量のスペルマを放出した。

 こうやって山本は出会い系サイトで知り合う女性たちを騙しながら、次々と口座を作らせて転売し、共同経営者とトラブルになっていた損益を払い切った。山本は逃げるようにしてその街を離れたが、キムとだけは縁を切らなかった。いざというときの打ち出の小づちだと思っていたからだ。

 それに新しい街にはキムの仕事仲間がいっぱいいた。口座を作るほかに、「出し子と受け子を手配してほしい」と頼まれたのも、その頃だった。

 出し子とは、特殊詐欺において、直接ATMに出向いて金を引き出す係のことで、受け子とは詐欺を仕掛けた家に出向いて、現金を受け取る係のことである。キムの話だと、受け子は慢性的な人手不足で、SNSで〈闇バイト。5〜15万円の報酬。即日即金支給〉などとメッセージを発信し、犯罪知識が乏しい若者を使い捨てにするしかないとのことだった。
「出し子と受け子は特別な技術がいらない。だが、摘発のリスクは一番高い。相手とのやり取りは、メッセージが自動的に消えるアプリを使用するように」

 山本は口座を買い取ってもらえなくなるのがイヤで、その話に乗ることにした。ブローカーは山本1人ではなかったが、どうしても手配できないときは、自らが出し子になって、金を引き出すこともあった。
(明日に続く)

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