菜乃花 2018年10月04日号

27歳年上の同棲相手を火だるま殺害 平成生まれの女の哀しき薄幸半生(2)

掲載日時 2017年09月17日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年9月21日号

 家出中に5歳年上の彼氏ができたので、その彼氏の家に居候させてもらうことになった。だが、そこでも彼氏の母親と彼氏の兄嫁にいじめられた。亜弓が仕事にも学校にも行かず、昼まで寝ているのだから当然かもしれない。他に行き場のない亜弓はそれに2年間耐え続けたが、自殺願望が芽生え、何度もリストカットを繰り返し、最後は母親に助けを求めた。
 「それなら彼氏と一緒にこっちへおいで。私たちも以前のところからは引っ越して、新しい街に住んでいる。こっちで住むところも仕事も紹介してあげるから」
 亜弓は彼氏と2人で母親の住む街に転居した。亜弓と彼氏は紹介してもらったカラオケボックスで店員として働いた。この2年あまりの同棲生活が、亜弓の半生で唯一の幸せな期間だったのかもしれない。

 ところが、亜弓は彼氏に内緒で浮気相手を作った。19歳のとき、その浮気相手とドライブ中、車が大破する事故を起こしてしまい、生死の境をさまよった。幸いにも一命を取り留めたが、それを機に浮気がバレ、同棲していた彼氏とは別れることになってしまった。
 亜弓には事故の保険金として3000万円が下りたが、顔に傷痕が残り、アゴがズレたり、目にも後遺症が出てしまい、整形手術などで約500万円を使うことになった。

 傷心の亜弓は知り合って間もない男と衝動的に結婚したが、1年後には離婚。その後、ますます精神疾患がひどくなり、精神科に通う毎日を送っていた。
 そんなときに出会ったのが森山だった。森山には病院の近くの喫茶店で声を掛けられた。事故に遭ってから仕事をしていないことを話すと、「お姉ちゃんだったら、デリヘルならナンバーワンになれるよ」などと軽口をたたかれた。
 だが、なぜ亜弓が何もしなくても生活できるのかの秘密を知った途端、森山の態度が一変した。
 下にも置かない態度で亜弓を持ち上げ、「オレが一生、支えてあげる」などと甘い言葉を囁き、交際から同棲へと発展させた。

 「ハアハア、アアン…、気持ちいい…」
 元ヤクザの森山の左肩には龍の入れ墨がある。森山が腰を揺すってズボズボと肉棒を抜き差すと、グチョグチョと卑猥な音がして、亜弓の秘唇からトロトロと蜜液が溢れ出す。
 「ねえっ、どうしよう…、またイキそう…アアッ!」
 情感の炎に肌をチリチリとあぶられ、亜弓は天国へと舞い上がるのだった。
 ところが、優しかったのは最初だけだった。何だかんだと言って金を無心するようになり、亜弓の財布から金がなくなるのもしばしばだった。問い詰めるとシラを切り、金を貸すのを断れば、アザができるぐらい暴力を振るわれた。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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