菜乃花 2018年10月04日号

女教師のレイプに失敗し逃走! パトカーにおわれた車大破男(2)

掲載日時 2017年04月09日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年4月13日号

 さらにうなじを舐め回し、唇をふさいで舌を入れてきた。このまま車の中へ押し込まれたら、どこかへ拉致されて強姦され、殺されて山の中に埋められてしまうかもしれない――。
 その恐怖感から、片足1本で車の中へ押し込まれるのを懸命に防いだ。福岡は構うことなく、全体重を乗せてグイグイと体ごと押し込んでくる。綾乃さんは福岡の体重に負け、右足が変な方向へと曲がり始めた。
 だが、次の瞬間、福岡が体勢を入れ替えた一瞬の隙を突いて、ドアノブをつかんでいた左手1本の力で車外へと脱出した。綾乃さんはほうほうの体で田んぼのあぜ道へと逃げる。福岡は誰かが来た気配を察知し、車に乗って逃走した。
 「どうしましたか?」
 通りすがりの高齢男性に助けを求め、その男性に携帯電話を借りて110番した。綾乃さんは病院に運ばれたが、右足の膝下の関節部分を骨折する全治2カ月の重傷を負っていた。よほど強い力が加わらないと折れないような場所だった。

 一方、福岡はその後も徘徊したが、うまく獲物が見つからず、アパートに戻ったところを大家に声を掛けられた。
 「さっき警察の人が訪ねてきましたよ。何かしたんですか?」
 「えっ?」
 「いやね、福岡さんのこの車についての問い合わせだったんだけど、『いつも乗ってる人は誰か?』って。奥さんと共同で乗ってましたよね。そう答えたら帰って行きましたよ」
 福岡はサァーッと血の気が引いた。ヤバイ、もうバレたんだ。強姦の前科持ちなんだから、疑われるのは当然だろう。人に貸していたという言い訳は通らない。被害者に顔を見られているのだから、任意同行を求められたら面通しで一発でバレるだろう。

 福岡は十数年来、連絡を取っていなかった妹に電話を掛けた。
 「今から行く。かくまってくれないか?」
 「一体、どうしたの?」
 「今朝方、女の人を車の中に連れ込もうとした。顔を見られているから家には帰れない」
 「またそんなことを…。私を巻き込まないでよ。前回の事件だって、私やお父さんやお母さんがどれだけ恥ずかしい思いをしたと思ってるの?」
 「だから、そうならないようにかくまってくれ」
 「バカじゃないの? さっさと自首しなさいよ!」

 妹に突き放され、せめて妻に一目会ってから自首したいと考えた。だが、正面切って会いに行っても、拒否されるに決まっている。
 そこで今度は妻を拉致して復縁を求め、拒否されれば“強姦”しようという計画を立てた。万が一、抵抗された場合に備え、ホームセンターでナイフを買い、アダルトショップで拘束ベルトや鼻フックなどのSMグッズを買い込んだ。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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