森咲智美 2018年11月22日号

話題の1冊 著者インタビュー 千葉麗子 『さよならパヨク』 青林堂 1,200円(本体価格)

掲載日時 2016年06月06日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年6月9日号

 −−過去には脱原発派のイメージがある千葉さんですが、現在は右翼民族派運動へと転向しました。きっかけは何だったのですか?

 千葉 もともと、左右といったイデオロギーを持っていたわけじゃありませんでした。ところが福島の原発事故が起きて、幼少期に育った故郷が被害を受けたことにより、原発のあり方をきちんと考えようと思ったのが最初でしたね。実際に「反原発」のデモや集会に足を運ぶようになり、次第にのめり込んで行きました。ところが、深く関わるようになるに連れて「これはおかしいんじゃない?」という懐疑的な気持ちが湧いてきたのです。反原発運動の初期の頃は、一般の人たちも数多くいたのですが、そういった人たちを扇動していたのは共産党や社民党などをベースとしたプロの活動家でした。彼らは全てにおいて排他主義で、自分たちと意見が異なる者を絶対に認めようとはしません。「福島のために」と思って体を張って頑張ってきた行動が、結局、共産党に利用されていただけだったのかと思うと悔しくて、ある日、国会前で握っていたマイクを投げ捨てました。

 −−本書では初めての不倫についても触れられていますね。

 千葉 相手は首都圏反原発連合の中心人物でした。東大大学院卒のエリートで、海外メディア相手に通訳をしている姿などを見て、アイドル時代に周りにいた人たちとは違うものを感じ、次第に惹かれていきました。結局、大きな間違いだったんですけどね(笑)。彼と出会って2年数カ月、私がパヨった数々の軽率な行動は、これからの活動できちんとケジメを付けたいと思っています。

 −−その後、嫌がらせもあったそうですが…。

 千葉 私が出演した『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(アメリカでは初代『パワーレンジャー』)の関連イベントがアメリカであったのですが、現地のエージェントやファンに「千葉麗子は極右だ」などと中傷するメッセージを送ったり、得意の英語で「入国させるな」などの通報までありました。その後、私が本人にそのことを指摘するまで続きましたね。

 −−今後はどのような活動をしていく予定ですか?

 千葉 よく勘違いされるのですが、私は特定の政党や政治家、いずれにも関与していません。チバレイはチバレイです。現在、シングルマザーですが、母親としてそして日本人として、周囲に踊らされることなく信念に基づいて行動していきたいと思います。ちなみに今後、議員に立候補する予定はありません(笑)。
(聞き手/程原ケン)

千葉麗子(ちば れいこ)愛称チバレイ。大阪生まれ、福島育ち。平成3年アイドル女優としてデビュー。芸能界引退後はベンチャー企業を立ち上げる。福島の原発事故をきっかけに反原発運動に参加したが、疑問を抱いて離れる。

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