菜乃花 2018年10月04日号

刑務所に入っても治らない“性癖” 原付に乗った少女専門強姦魔(2)

掲載日時 2018年06月03日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年6月7日号

 すると、男は突然ペニスを引き抜き、絵美さんから離れて自分でしごき始めた。マンションの駐車場に誰か人が来た気配がしたからだ。その人は気付かずに行ってしまったが、男は焦ったのか、壁に向かって自分で射精していた。
 再び静寂が戻ると、男は「ちょっと待っとけ」と言ってバイクに戻り、スマホを取ってきた。
 「電話番号は?」
 ここでウソを言ったら、もっとひどいことをされるかもしれないと思い、本当のことを言った。それだけでなく、絵美さんの顔と胸が同時に写り込むような写真を撮ったり、ヴァギナを指で拡張している写真を撮ったりして、「誰かに言ったら、この写真をバラまくからな!」と脅してきた。

 一方、絵美さんの母親はいつまでも帰ってこない娘を心配していた。姉に電話すると、「もうとっくに帰ったよ」との返事。今か今かと待っていると、ようやく絵美さんが帰ってきた。
 「男に襲われた…」
 大声で泣くのを必死でこらえている。よく見ると胸元がはだけ、ナメクジがくっついている。母親は何が起こったのかを直感した。
 「警察を呼ぶからね」
 絵美さんは駆け付けた警察官に、知らない男にバイクで後をつけられ、マンションが立ち並ぶ死角で襲われた一部始終を話した。

 それから絵美さんの怯える日々が始まった。いつまた犯人から連絡があって呼び出されるか分からない。「写真をバラまくぞ!」と脅されたら、自分はもっとひどい要求にも従ってしまうのではないか――。絵美さんは「1秒先が平穏ではない」という恐ろしい現実を知り、自分の心が壊れてしまわないように必死で努力した。警察から「犯人が捕まった」という連絡を受けたのは、事件から2年後のことだった。

 犯人は貨物運送会社で働く伊藤正志(30)という男だった。伊藤は23歳のときにも路上で帰宅途中の女子専門学校生(20)に抱き付き、押し倒してケガをさせるという強制わいせつ致傷事件を起こし、有罪判決を受けた前科があった。
 その後、再就職して結婚もしたのに、伊藤の性癖は収まることがなかった。伊藤の犯行は見事に10代少女に集中しており、「100人まではいってないと思うけど、2ケタはいってるやろ。正確な数は覚えてへん」などと供述した。

 最年少では13歳の少女が被害に遭ったケースもあった。伊藤は例によってバイクで追跡し、進路妨害して「騒いだら殺す」と脅し、人気のない場所へ連れて行った。服の中に手を突っ込んで散々胸を揉み、路地裏で姦淫行為に及んだ。「お母さんが…、早く帰らなきゃ…」と哀願する少女を無視して、伊藤はパンティーを引き下げて顔と陰部が同時に写るような写真を何枚も撮った。
 「誰かに話したら、この写真をバラまくからな!」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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