鈴木ふみ奈 2018年11月1日号

往年の大スターなのに、なぜ需要がない? 引退宣言の田村正和に「致し方なし」の声

掲載日時 2018年04月29日 07時48分 [芸能] / 提供元 リアルライブ

 4月20日発売の「FRIDAY」(講談社)によると、『パパはニュースキャスター』(TBS系)、『古畑任三郎』(フジテレビ系)などの主演で知られる俳優の田村正和が引退する意向を示していることがわかった。

 田村は今年2月17日放送の単発時代劇『眠狂四郎 The Final』(フジテレビ系)に主演。自身の代表作のひとつであるニヒルなヒーロー「眠狂四郎」をおよそ20年ぶりに演じるとのことで、当の田村も張り切った作品だったが、試写を見て自身の狂四郎の演技に納得がいかず、引退を意識しはじめたという。

 昭和および平成を代表する田村の引退は全国のファンへ衝撃を与えたが、確かに今年に田村が主演した『眠狂四郎 The Final』はかなり「キワモノ」の作品であったことは否めない。眠狂四郎の父親はポルトガル人の宣教師で、その父親と日本人の女性の間に生まれたハーフという絶対に崩せない設定があるため、田村は御年74歳にして35歳の役柄を演じる、というかなり無理のあるキャスティングに。また、狂四郎の弟という設定の加賀美耀蔵は田村とは親子ほど年の離れている53歳の椎名桔平が、さらに、狂四郎の祖父にあたる松平主水正に至っては田村とわずか4歳しか年の離れていない78歳の津川雅彦が演じるなど、かなりの混乱が生じた作品であった。

 このような無理のある設定のドラマに主演しなくてはいけなくなった、田村には業界内部から同情の声も上がったが、その一方で田村の引退には「致し方なし」との意見もわずかながらあるという。

 「田村さんは典型的なスター俳優で、故・高倉健さんと同じく『主演しかしない』というタイプの俳優さんです。ですが、そのタイプの俳優は、もはや時代遅れでドラマ斜陽の現代にはまったく需要がありません。田村さんもキムタクのような映画作品に主演するタイプの俳優なら、もう少し活路を見出せたのですが、田村さんは2007年の『ラストラブ』以降、映画での主演作はなく、ドラマでしか仕事はありません。ドラマ企画でも、単発を除いては『田村正和モノ』は企画すら出されず、80年代のトレンディドラマを知らない若いスタッフの間では『かつての大スター』としか思われてないようです」(芸能記者)

 かつての「二枚目スター」も時代の流れには勝てなかったか…。

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