葉加瀬マイ 2018年11月29日号

LiLICoオススメ「肉食シネマ」 子役のジェイコブ君にも助演男優賞をあげたい! 『ルーム』

掲載日時 2016年04月07日 16時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年4月14日号

LiLICoオススメ「肉食シネマ」 子役のジェイコブ君にも助演男優賞をあげたい! 『ルーム』

 お仕事お疲れ様です!
 報告が遅くなりましたが、先日行われたDDTプロレス大会(東京・両国国技館)で初勝利を挙げることができました。イケメンプロレスラー梅田公太選手と渡瀬瑞基選手と共に戦った私。卍固めで、相手の大石選手を苦しめてやりましたよ。超気持ちいい! 弱音吐くつもりはまったくないので、これからもハードなトレーニングを続けます。よかったらDDTプロレスの会場で応援、よろしくお願いします!

 さて、今回はアカデミー賞作品賞の中でも一番好きな作品を紹介。まぁ、単純に“好き”と一言で言えないほど深い映画でして、見てからも毎日思い出し、そして考えてしまいます。
 ルーム…、小さなお部屋しか知らない5歳の少年のジャックとその母親。本当はここまでしか知ってほしくない! これだけの知識で映画館に行った方が断然ゾッとなります。ただ、あらすじなど、もう情報が出てますので私だけが突っ張っても何の意味もないんですがね…。

 誘拐された女性と、その後産まれたジャック。母親は子供が理解できるようになる5歳まで待って脱出計画をたくらむ。あの部屋がすべてだったジャックにとって、初めて見る本当の世界…。
 撮影当時、7歳だった子役のジェイコブくんは素晴らしい演技力で観客を魅了します。なぜ彼がアカデミー賞助演男優賞にノミネートされていないのかが今年のアカデミー賞の謎。こんな子役は見たことがない。彼に台本を読んだ時の印象を聞くと、「当時は7歳だったから読めなかった。パパとママが前の晩にセリフを教えてくれて、それでセットに入った」と。
 いやいや、こっちは昨日、何食べたかもほとんど覚えてないのに、前の晩に教えてもらった長いセリフと演技をこんなにもリアルに表現できるなんて! 2人の兄も芸能界にいるから影響もあったとはいえ、すごいですよね。今後、ジェイコブくんはどんな役者になっていくのか…。とにかく可愛くてガン見してしまった私でしたが、母親役を演じたブリー・ラーソンは、この作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞。何も言うことがないです。素晴らしい!

 現実離れした話に感じるかもしれませんが、部屋から出て、幸せなはずの外の生活が大きく変化して戸惑う2人。人にとって一番幸せな居場所ってどこかしら、そんな事を深く考えさせてくれる1本です。

LiLiCo映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。監督/レニー・アブラハムソン 出演/ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョアン・アレン、ショーン・ブリジャース、ウィリアム・H・メイシー 配給/ギャガ 4月8日(金)TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国公開。■ママ(ブリー・ラーソン)と5歳の誕生日を迎えたジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)は、天窓しかない狭い部屋で暮らしている。夜、オールド・ニックと呼ぶ老人がやってきて、服や食料を置いていく。ある日、生まれてから1歩も外へ出たことがないジャックに真実を語る。それは、ママの名前はジョイで、この納屋に7年も閉じ込められていたこと。外には広い世界があると聞いたジャックは混乱するも、2人を閉じ込めているニックをやっつけようと持ち掛ける。奪われた人生を取り戻すため、ジョイは脱出を決意するが…。
画像提供元:(C)ElementPictures/RoomProductionsInc/ChannelFourTelevisionCorporation2015

関連タグ:LiLICoオススメ「肉食シネマ」


エンタメ新着記事

» もっと見る

LiLICoオススメ「肉食シネマ」 子役のジェイコブ君にも助演男優賞をあげたい! 『ルーム』

Close

WJガールオーディション

▲ PAGE TOP