和地つかさ 2018年9月27日号

死ぬまで現役 下半身のツボ “嫉妬”が時に勃起力を高める

掲載日時 2017年12月06日 18時00分 [健康] / 掲載号 2017年12月14日号

 セックスのマンネリ化がEDを引き起こすこともある。
 「性行為に飽きてしまうと、脳がペニスに“勃起せよ”と命令を送らなくなります。そうなると、勃起時に必要な海綿体への血液の流入もまともに行われず、フニャチンのままとなるのです」
 こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 既婚者の男性なら妻とのセックスがマンネリ化して、いまや抱く気も起きない…なんてことも少なくないだろう。だが、こうしたマンネリセックスを続けるのは、極めて危険だ。
 「妻とはマンネリであっても、別の女性が相手なら勃起する――。妄想だけで考えている男性も多いのですが、大間違い。現在、浮気相手もいないのに、妻とのセックスでは興奮できないタイプは、いずれ誰が相手でも勃起しなくなります」

 恐ろしい話だが、医学的に考えてもこれは事実。まず、相手が妻しかおらず、セックスも飽きている状態が続くと、脳が「セックスはつまらない」と思い込んでしまうのだ。その結果、性的興奮時にペニスの海綿体に血液を流入させるという働きそのものが鈍ってしまう。
 「だから、妻とはマンネリでセックスレスでも、別の女性と性行為を楽しんでいる男性のほうがまだマシ。脳がセックス=気持ちイイ行為と認識していますからね」
 EDは体の問題と思われがちだが、実は「脳」が最も重要。セックスという快楽を常に脳に刻み込んでおかなければいけないのだ。

 では、マンネリを打破して、EDにならないためにはどうするべきか?
 「一つの方法として、“元カレプレイ”というものがあります。これは自分の妻にセックス中、元カレの名前を呼ばせるプレイです」

 冷静に考えると、頭にくるプレイではないか。いくら性的な魅力を失ったとはいえ、自分の妻が他の男の名前を呼ぶ…。1人の男子として、激しい嫉妬心が生まれるはずだ。
 「ソレが狙いなんです。男性というのは“オスの本能”で、自分の女を横取りされることをとにかく嫌がります。言い方を変えれば、嫉妬がオスの本能を蘇らせてもくれるのです」

 寝取られ願望も同じだ。自分の妻や彼女を他の男に抱かれてしまう…。煮えくり返るほどのくやしさが高まる一方、強い性的興奮を覚える男性も多い。あれは元々備わっている“オスの本能”を刺激されるからだ。
 「さすがに実際に寝取られプレイをするのは難しい。ただ、オスの本能を刺激させるだけなら、パートナーに元カレの名前を呼ばせるだけでも十分なのです。もし、元カレの名前を呼ぶのを嫌がるようでしたら、パートナーの初恋の相手の名前でも構いません」

 とにかく自分以外の男の名前を呼ばせることが大切。そうやって嫉妬に駆られると同時に性的興奮が高まると、脳も再び「勃起せよ」と命令を出してくれるのだ。
 「それに、他の男に奪われたくないという気概もあるので、いつも以上に強烈な“勃起せよ”といった命令が下されるはず。当然、勃起力も強くなります」

 あえて他の男を登場させることで、こちらはオスのプライドをかけた勃起力を発揮! ED解消にも役立つセックス裏技だろう。

志賀貢
医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

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