葉加瀬マイ 2018年11月29日号

話題の1冊 著者インタビュー 池田陽子/全日本さば連合会監修 『鯖 サバが好き! 旨すぎる国民的青魚のすべて』 山と渓谷社 1,500円(本体価格)

掲載日時 2018年04月22日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2018年4月26日号

話題の1冊 著者インタビュー 池田陽子/全日本さば連合会監修 『鯖 サバが好き! 旨すぎる国民的青魚のすべて』 山と渓谷社 1,500円(本体価格)

 ――現在、「サバ缶詰」が大ブームとなっていますが、その理由はなんですか?

 池田 ここ数年のサバの“おしゃれ化”と“食べ方の多彩化”が原因と思われます。これまでサバといえば男性が好むイメージでしたが、3年前、テレビ番組で“サバ缶がダイエットによい”と放送され、一時的にスーパーから消えるという現象が起きました。その後、いくつかの女性誌がサバ特集を組んだことにより、女性が美容面からサバに注目、これで一気に女性サバファンが増加したんです。洋風メニューとして「八戸サバコロ(サバのライスコロッケ)」や、トマトベースのだしを使った「若狭おばまサバおでん」などは女子にウケましたね。サバ缶は、EHA、DPAなどを摂取できることが広く知られ定着しました。メーカーもアヒージョ風や西京焼きなど、多彩な商品を展開するようになったことから、昨年はサバ缶の生産量がツナ缶を超え、ますます注目されることになったのです。

 ――全国の“サバ好き”が集まる「全日本さば連合会」とはどんな団体なんですか?

 池田 最初は東京・西小山、武蔵小山周辺のサバ好きが中心となり「さば部」を結成したのが始まりです。その後、2013年3月8日(サバの日)に「全日本さば連合会」(全さば連)が発足しました。サバ好きの集うイベント「鯖ナイト」の企画運営や、サバにまつわるプロモーションなどを行っています。
 鯖ナイトは、サバの産地、および消費量の多い町とコラボして、東京都内の飲食店で開催。サバを使った和洋中さまざまな料理を提供したり、トークショーも行います。回を重ねるごとに着実に参加者が増えて、今では100人近くのお客様がいらっしゃるイベントにまで成長しました(笑)。'14年からは毎年秋に、全さば連が事務局となって、全国の多彩なサバ料理が楽しめる「鯖サミット」も全国を巡回して開催しています。ご興味のある方は、本書の「全さば連ページ」を、ぜひご覧ください。

 ――サバのおすすめ料理やイチオシの店は?

 池田 日本各地にさまざまなサバ郷土料理がありますが、福井の「浜焼きさば」、鳥取の「因幡の塩鯖」、島根の「サバの塩辛」はおすすめです。
 都内にある店舗では、塩サバは江戸川区の「鯖の助」、味噌煮は千代田区の「根本」、しめサバは足立区の「ごっつり」がおいしいですよ。他にも、全国の絶品サバ料理店を紹介していますので、サバ好きの方は、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
(聞き手/程原ケン)

池田陽子(いけだ・ようこ)
全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。宮崎県生まれ。立教大学社会学部卒業後、出版社にて女性誌、航空会社にて機内誌などの編集を手がける。「食文化ジャーナリスト」として活動する傍ら、全国各地のサバの情報発信を行う。

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