〈男と女の性犯罪実録調書〉①72歳の老人が20代OLに百貨店トイレで即尺させた手口

官能・2020/05/19 00:00 / 掲載号 2020年5月28日号

 事件当日、被害者のOL・森川愛莉さん(24)は、百貨店でウインドショッピングをしていた。

 そこへ「すみません」と初老の男が声を掛けてきた。
「この百貨店に行きたいんですが、行き方を教えてもらえませんか?」

 男が差し示したスマホの画面には、別の百貨店のサイトが映し出されていた。
「ここは最寄り駅ではありませんよ。電車で2区間ほど先ですね」

 男によれば、「自分は地方から出てきた医師で、都心のことはまるで分からない」とのことだった。
「今日は学会の会合があるんですよ。その後は医師会の食事です。昨日から近くのホテルに泊まっている。普段は家族で経営している病院の理事長でね…」

 男は話を聞いてもらいたかったのか、自分のプライベートな情報をペラペラとしゃべってきた。愛莉さんは適当に話を合わせながら、相槌を打っていた。
「そうだ。あなたに何かプレゼントしよう」
「いや、いいです…」
「何も遠慮することはない。うちは大金持ちだ。節税対策のために何か買う必要がある。好きなものを買いなさい」
「結構ですから…」

 愛莉さんは意外な展開に戸惑い、人目を気にしながら断り続けていたが、男は帯封付きの札束を取り出し、「人の好意は素直に受け取るものだ」などと言って、強引に押し付けてきた。
「よし、こうしよう。パパ活ってことでどうだ。私に付き合ってくれたら、お金をあげよう。それならOKか?」

 男は愛莉さんの手を握って迫ってきた。だが、それでもなお、愛莉さんが「ダメです」と断り、「私には同棲中の婚約者がいるんです」と言うと、男は目頭を押さえ、「プライドを傷つけられた…」とさめざめと泣き始めた。
「私には付き人がいる。一緒に来ていて、近くで見張っているんだ」
「えっ?」

 愛莉さんは一瞬、黒服を着た大男を思い浮かべた。こんな昼間に拉致などされるわけがないのに、恐怖を感じたのは、あまりにもタイミングよく男の携帯に電話がかかってきたからだ。
「Shut up what are you doing!(黙れ、お前は何をしているんだ!)」

 男は受話器越しに何やら英語でしゃべり始めた。何を言っているか、正確には聞き取れなかったが、何やら厳しく叱責しているような様子だった。
「もうすぐここに付き人が来る。あなたは隠れていた方がいい」

 男に促され、愛莉さんは身障者用トイレに入った。中からカギを閉めると、外には静寂が広がった。
(明日に続く)

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