紗綾 2019年8月1日号

専門医に聞け! Q&A ストレートネック対策

掲載日時 2019年06月02日 12時00分 [健康] / 掲載号 2019年6月6日号

Q:肩から首にかけて軽いしびれがあります。母に話したら「スマホばっかり見ているからよ。首が前に出て、真っ直ぐになってるでしょ」と言われました。しびれはそのせいでしょうか。どうすれば治りますか。
(20歳・アルバイト)

A:たぶん、ストレートネックでしょう。スマホ首ともいわれます。

 電車の中などでスマホを見ている人は、前屈みではないものの、うつむいている人も多く見受けられます。

 首の骨(頸椎)は前方に緩やかにカーブを描いています。この湾曲がなくなり、真っ直ぐになった状態がストレートネックです。

 うつむくと、頭は首の真上ではなく、首より前方の位置にあります。頭は4〜5キロもの重さがあります。頭が首の真上にある時はよいのですが、前に出ると首にかかる負担は増します。だから、首から肩にかけてしびれたり、こったりするのです。

●うつ伏せに寝て首を起こすのも役立つ

 ストレートネック自体は、前屈みになっているために骨が真っ直ぐになっている状態です。しかし、うつむいてスマホを見る習慣を続けると、やがては頸椎そのものが変形してきます。

 対策には、大前提として、できるだけスマホを見る時間を減らしましょう。とはいえ、スマホをまったく使わないわけにはいかないと思います。

 スマホを見る場合、スマホを目と同じ高さ近くに掲げ、画面に目を近づけすぎないようにします。そして、意識的に、頭を下げないようにしてください。パソコンを操作する時も、歩く時も同様です。常に、頭が真上にあるようにしましょう。

 ストレッチも有効です。後頭部に片方の手のひらをのせ、ゆっくりと首を前に曲げたり後ろに反らしたり、左右に曲げたりして、伸ばしましょう。

 また、うつ伏せに寝て、スマホをするのもよい方法です。肘をつき、スマホを持ちますが、一定の距離を保たないと、スマホの画面を見て操作することはできません。必然的に、首を後ろへ反らすことになり、ストレートネックの予防・改善に役立ちます。

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山田 晶氏(歯科医師)
日本歯科大学卒業。歯科の領域から骨盤のゆがみに着目。骨盤のゆがみを自分で取る方法として、腰回しの普及に努めている。やまだ治療院顧問。

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