菜乃花 2018年10月04日号

ストーカー元夫の「質問状」にうんざり コンビニで刺殺された元妻の“災難”②

掲載日時 2018年08月31日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年9月6日号

『やっぱり寂しい』とまた同居

 その後、2人は咲希さんの実家で一緒に暮らすようになり、わずか2カ月後には結婚。アパートを借りて、新婚生活を始めた。

 ところが、咲希さんは「婚姻届の証人欄に両親の名前があるのは気に入らない」と言って怒り出し、「父親代わりの人がよかった」と言ってきかず、一旦離婚した。

 また婚姻届を出して“再婚”するつもりだったが、わずか3週間で書類上は元夫と元妻になっていた。
 その後も同居していたが、些細なことでケンカになり、3カ月後には別居。しばらくして咲希さんから「やっぱり寂しい」と言われ、また同居することになった。

 だが、咲希さんが「父親代わりの人」と言いながら、コーヒーショップのオーナーと肉体関係を持っていたことが分かり、咲希さんが新たにアパートを借りる形で別居した。

 そこが事件の舞台になるアパートだった。
 武井は未練が募り、このアパートを頻繁に訪れ、ごり押しのようにしてまた同居。だが、咲希さんがコーヒーショップオーナーと切れていないことが分かり、またも口論になって別れ話に発展した。咲希さんが警察に相談に行ったのは、この時期のことだ。

 警察は武井を呼び、武井からも事情を聴いたが、武井は不満そうだった。
「出て行くのは構わない。でも、家財道具はほとんど私が買ったものだ。彼女は同居中に約束した『月9万円ずつ生活費を払う』という約束を果たしていない。私は彼女のために毎日弁当を作り、笑顔で送り出している。夕飯の準備もしている。犬のエサ代も出している。それなのに、傲慢な態度。そこが気に入らない」

 警察は武井の言い分にも理解を示しつつ、「それでもダメになったら、一緒にいられないのが男女の仲だ」と説得し、武井に同居解消を促した。
 それから1週間後、武井と咲希さんが2人でやって来て、「今後のことは弁護士に任せることにした」と報告があった。武井の知人も立会人になって、同居解消の“契約書”にサイン。お互いに別々のアパートに転居した。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

事件新着記事

» もっと見る

ストーカー元夫の「質問状」にうんざり コンビニで刺殺された元妻の“災難”②

Close

マダムとおしゃべり館

▲ PAGE TOP