葉加瀬マイ 2018年11月29日号

連続わいせつ魔に落ちぶれた“神童”と呼ばれた元高校球児(3)

掲載日時 2018年07月09日 23時00分 [官能] / 掲載号 2018年7月12日号

 男のペニスは最初は軟らかい状態だったが、頭に力を入れられ、喉の奥に突っ込まれるたびに大きくなっていった。加奈さんが顔を引きつらせて小さな悲鳴を上げる様子を楽しむように、尾関はグイッと腰を押し進めて、口腔性交を楽しんだ。
 「うぐぅ…」
 息苦しさに顔をのけぞらせて加奈さんはうめいた。男は再び淫裂に指を挿し込んでこね回す。
 「ううっ、やめてェ!」
 尾関は再びバックの体勢となり、秘肉をかき分けてズブズブと侵入させようとしたが、周囲が暗すぎてうまくいかず、加奈さんに向かってセンズリを始め、射精して逃げた。

 加奈さんは母親や友人に相談して110番通報した。
 警察ではすでに稲垣君枝さんの事件で、電車から降りて君枝さんを付け回すかのように尾行する犯人の姿を防犯カメラで確認していた。その後、同じ沿線で類似事件が多発していることを確認し、尾関の犯行であることを突き止めていた。

 尾関は君枝さんに対する強制わいせつ容疑で逮捕された。そのことが地元紙で報じられると、地元は騒然となった。
 「あの辰也君なの?」
 「一体なぜ?」
 そんな電話が山ほど掛かってきたが、実家の両親は答えようがなかった。続いて別の警察署に神田亜美さんに対する強制わいせつ容疑で再逮捕された。さらに安藤加奈さんに対する強制性交容疑でも逮捕された。

 尾関の兄と弟は激怒し、「もう辰也のことは受け入れられない」と絶縁宣言。会社も懲戒解雇となり、もはや地元のヒーローは近所から白い目で見られるだけの存在になってしまった。
 だが、妻だけは生まれたばかりの長男を連れて拘置所に面会に来てくれた。最初はショックを受けていたが、両親をすでに亡くしていた妻は「せっかくできた家族を失いたくなかった」のだ。尾関はガラス越しにわが子を見て、「本当にすまない…」と号泣した。
 「野球しかしてこなかった自分は、仕事が全くできないことでストレスをためていた。妻子を持つことになり、ますますプレッシャーがかかっていた。今後は妻子と生活するために、どんな仕事でもします。実家の家族には後ろ指をさされる生活を送らせてしまい、本当に申し訳ないです」

 尾関は君枝さんに50万円、亜美さんに30万円、加奈さんに100万円の示談金を支払った。
 今後は性犯罪治療の専門機関に通うことを誓約。だが、性犯罪は一度ハードルを越えたら、何度でも繰り返されるのが常識だ。他力本願ではなく、よほど強い本人の意思を持って取り組まないと意味のないものに終わるだろう。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

官能新着記事

» もっと見る

連続わいせつ魔に落ちぶれた“神童”と呼ばれた元高校球児(3)

Close

WJガールオーディション

▲ PAGE TOP