濃厚接触に怯える風俗、キャバクラ嬢が駆け込む“パパ活”営業

社会・2020/02/08 22:00 / 掲載号 2020年2月20日号
濃厚接触に怯える風俗、キャバクラ嬢が駆け込む“パパ活”営業

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 新型肺炎に関する報道で、「濃厚接触」という単語を聞き、真っ先にセックスを連想した読者も多いのではないか。

「新型コロナウイルスは、咳や会話時の唾液飛沫などで感染します。報道において“濃厚接触”とは、家族や会社の同僚などが同じ空間で長時間滞在し、食事や会話を至近距離で行うことを指しますが、当然、性行為も含まれます。むしろ、最も感染のリスクが高い行為といえるでしょう」(全国紙社会部記者)

 このため、新型肺炎の恐怖は、日本の風俗業界や夜のネオン街にも大きな影響を及ぼし始めている。不特定多数の男性との「濃厚接触」を恐れ、逃げ出す風俗嬢やキャバクラ嬢が続出しているというのだ。

「ヌキがある性風俗は、デリヘル、ソープランド、ピンクサロンなどが主流。店や女性によって違いはあるが、多くはディープキスや生フェラ、クンニリングスなどのプレイが含まれています。医学的に、舌を絡ませて唾液を交換したり、性器を舐めるなどのプレイは自殺行為。“粘膜接触”がヤバイということは、風俗嬢たちのほうが敏感に感じているはずです。それだけに、新型肺炎が日本でこれ以上蔓延したら、風俗界は大打撃を受けるでしょう。また、至近距離で長時間会話するキャバクラや、ディープキスがOKな業態であるセクキャバ(おっぱいパブ)もリスクが高い。夜の街が壊滅的状態になることも十分考えられます」(風俗ライター)

 そうした状況に怯え、早くも業界や店から脱出する女性が相次いでいるという。本誌取材班は、北川景子似のルックスで人気という都内のデリヘル嬢(23)に接触。絶対匿名を条件に、話を聞くことができた。

「新型肺炎のニュースを聞くたびに怖くなって、1月いっぱいで私もデリヘルを辞めました。1日何人も、知らない男性とベロチューしてち○こをナマでしゃぶる…。風俗嬢の仲間も、どんどん辞めていますよ。このままだと潰れる店も出てくるでしょうね」

 本誌取材班は、都内某繁華街のセクキャバにも潜入。本来、「キスはOK」のルールのはずだが、ついた2人はいずれも積極的に唇を重ねたがらない。有村架純に雰囲気が似た現役女子大生嬢(20)に話を振ると、本音を語ってくれた。

「基本、セクキャバはキスがプレイ内容に含まれるんだけど、新型肺炎が話題になり始めた1月下旬ごろから知らない人と粘膜接触するのが怖くなっちゃって…。できるだけ自分からはキスしないようにしています。どうしてもしたい人とは、唾液がつかないようフレンチキスにしている。でも、本来、それはダメだから、もう退店しようかなと思ってるの。最近は衛生面を気にして、お客さんも減っている印象です」

 そんな中、新たな動きも起きている。風俗嬢やキャバ嬢が、感染リスクを避けるため、信頼できる一部の男性客だけと個人営業をする、事実上の“パパ活”に乗り換えているというのだ。

 月数十万円を、風俗やキャバに使い、夜の街に精通している不動産会社役員(52)が明かす。

「最近、指名していた風俗嬢やキャバ嬢から、次々と『お店を辞めるので、今後は外で個人的に会おうよ』と誘われるようになったんです。ある服飾系専門学生のデリヘル嬢は『今後は月数回、個人的に会いたい。手でヌクだけなら5000円、フェラなら1万円、本番だったら1万5000円か2万円でどう?』と持ち掛けてきました。さっそく、ご飯を食べてデートした後、ラブホテルで1万円払ってフェラしてもらいましたよ。『感染が怖いから、信頼できるお客さん数人にパパになってもらおうと思ってるの』なんて言ってましたね」

 実は、本誌記者も1月末に、数回指名したことがある東京・新宿の現役OLセクキャバ嬢からLINEがきて、同様の個人営業を持ち掛けられていた。

〈セクキャバは、いきなり舌を入れてきたり、おっぱいをベロベロ舐め回してくるお客さんがいるから、感染が怖くて怖くて。2月半ばに辞めることにしたの。だから今後は、定期的に会ってくれれば“個人セクキャバ”するけど、どう? 1時間1万円でカラオケボックスでキスしたり、ナマ乳揉んだりしてもいいよ〉(セクキャバ嬢の文面)

 一方、「感染覚悟」で開き直り、高いオプション代を要求する“特攻ギャル”も出没しているというからカオス状態だ。

「ディープキスや生フェラを拒否する女性が増えていくのに反して、『私は何でもやるよ。その代わりプラス5000円ちょうだい』と荒稼ぎに走る女性も、デリヘルや派遣型リフレなどで出現しています。新型肺炎狂騒曲が沈静化しない限り、風俗業界の混乱も収まらないでしょう」(都内デリヘル経営者)

 感染を恐れず本能に従うか、“パパ活”すら回避か――男としては複雑だ。

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