新聞の政治記事をチャカした“元NHK政治記者”安住淳議員の政治センス

社会・2020/02/21 12:00 / 掲載号 2020年2月27日号
新聞の政治記事をチャカした“元NHK政治記者”安住淳議員の政治センス

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 2月4日、立憲民主党の衆議院会派の控室ドアに、「くず」「0点」「論外」などの寸評が書き込まれた新聞各紙の政治記事の紙面が張り出された。

“採点者”は、同党の安住淳国会対策委員長。記者の追及を受けると、予算委員会初日の与野党の攻防を報じた各紙について、「自民党の岸田文雄政調会長の国会質問ばかりを取り上げて、われわれは無視された」と主張。その後、「調子に乗った。深く反省している」と謝罪しつつ、「余興だった。記者さんたちも大笑いしていたでしょう」と開き直る一幕も。

「安倍政権のあからさまな“情報統制”を批判しなければならない立場なのに、これでは全くの逆効果。自分たちが政権を奪い返したら安倍さんと同じことをやるぞ、と宣言しているようなもの」(全国紙政治部記者)

 安住議員はNHKの出身で、政治部記者経験を持つ。記者の反応を予見できる立場にありながら今回の蛮行に至ったわけで、あまりにも幼稚と言わざるを得ない。

「小柄なのに、記者や同僚議員には常に上から目線で、あだ名は“ちびっこギャング”。今回の行動で、精神年齢もちびっこであることを証明した格好です」(同・記者)

 民主党政権時代に防衛副大臣を務めた際、航空自衛隊のイベント参加者が、当時の菅直人政権を批判する発言をしたことに激怒。防衛省幹部を呼び出し、自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達を出させたこともある。自らに関わる不都合な言論に目くじらを立てる姿勢は、そのころから変わっていない。

「安住議員は、昨年末の国民民主党との合流計画で事前調整に動き、枝野幸男代表に楽観的な観測ばかり吹き込んだ。しかし、いざテーブルに着くと国民側から党名変更や対等な役員人事などを求められ、結局は白紙に。枝野代表から『聞いていた話と違うじゃないか!』と叱責され、今回の件でも『報道機関にいたんだから理性的に対応するように』と大目玉を食らっていましたよ」(永田町ウオッチャー)

 はしゃぐちびっこは周りの大人が叱るべき。枝野代表には、今後もその役割を果たしてもらいたい。

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