平成の怪物・清宮vs令和の怪物・佐々木 初対戦予想

スポーツ・2019/12/16 18:00 / 掲載号 2019年12月19日号

「令和の怪物」こと千葉ロッテのドラフト1位、佐々木朗希(18)の実戦デビューが、早い時期に実現するかもしれない。となると、レギュラー定着を目指す「平成の怪物」日本ハム・清宮幸太郎(20)との対決がオープン戦の目玉となりそうだ。

 10月末、右肘にメスを入れた清宮。リハビリに3カ月ほど要する見通しで、そのため、今オフは満足に練習できそうにない。

「2月に行われる春季キャンプでの復帰が見込まれています。キャンプ序盤は別メニューとなりそうですが、焦りは禁物です」(スポーツ紙記者)

 今季はオープン戦で右手有鈎骨を骨折し、その手術の影響で81試合出場、7本塁打にとどまった清宮。だが、じっくり治している時間はない。オープン戦に佐々木が出てくるという情報があるからだ。

「千葉ロッテのキャンプは、一、二軍ともに沖縄県石垣島で行われます。オープン戦前半は二軍選手にもチャンスが与えられるので、ケガでもしない限り、お披露目も兼ね、佐々木が実戦登板するのは間違いありません」(ベテラン記者)

 そうなると、日本ハムも来春は沖縄・名護でキャンプインするため、佐々木のデビュー戦相手となる可能性も高い。「佐々木対清宮」の第一ラウンドとなる。

「清宮は高校時代、U−18の試合で、現ソフトバンクの田中正義(創価大・当時)と対戦し、その剛速球を打ち返しています。速いボールには負けません」(在京球団スタッフ)

 プロで2年先輩のメンツもあるが、剛速球にも力負けしなかったのは、スイングスピードの速さによるもの。しかし、右肘の状態から「佐々木優勢」と予想する声も少なくない。

「まだプロとしての体ができていない佐々木は、出てくるとしても1イニング程度でしょう。甲子園大会後のU−18大会で苦しんだ血マメも完治しました。163キロのストレートばかり注目されている佐々木ですが、曲がり幅の大きいスライダーとキレ味鋭いフォークもあります。左打席の清宮が、初対打席で、大きくヒザ元に向かってくるスライダーを打ち返すのは難しいでしょう」(球界関係者)

 2人の対決が「令和の名勝負」に発展するためにも、清宮にはフルスイングで挑んでもらいたい。

 とはいえ、佐々木の細い体には、まだ怪物の貫祿がない。2人とも「未完の大器」と呼んでもらえるうちに、鋼の肉体を手に入れてほしいものだ。

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