RaMu 2018年12月27日号

専門医に聞け! Q&A ★あぐらの生活と腰痛

掲載日時 2018年11月26日 23時00分 [健康] / 掲載号 2018年12月6日号

Q:足腰の鍛錬になると思い、3カ月前から自宅兼仕事場で椅子をやめ、床に座る生活をしています。正座はきついので、主にあぐらです。ところが、仕事で何時間もあぐらを続けると腰がおかしくなります。やはり、あぐらはよくないのでしょうか。
(36歳・フリーランサー)

A:ご質問の方のおっしゃる通り、床に座る生活は足腰の鍛錬になります。しかし、姿勢が悪くなったり、腰痛になったりするリスクもあります。
 座禅のあぐらのように正しい方法のあぐらなら、姿勢がよく、腰も立っており、体に悪いことはないでしょう。ところが、それではなく、普通のあぐらをかいて座っている時は、背中は曲がり、お尻が沈みます。股関節は広がり、骨盤も広がり、後ろに傾いているわけです。
 つまり、骨盤は不自然な形になっています。長時間この姿勢を続けると、その影響で腰の一部の筋肉が緊張します。そのため、腰が疲れてくるし、さらにこういう状態が続くと、痛みが生じることになります。
 ご質問の方は、以前はあぐらで座る生活の経験がなかったとのことですから、やはり腰に負担がかかりすぎたのでしょう。

●お尻の下にクッションを
 このように、骨盤に不自然な形をしいるあぐらを習慣にしていると、やがて骨盤は歪んできます。
 あぐらに比べ、正座は姿勢も腰もよい状態に保ちやすいのですが、ご質問の方は、正座はきついとのこと。ならば椅子に座る生活中心に切り換えたほうがよいでしょう。
 もし、あぐらで座るなら、お尻の下にクッションをあてるようお勧めします。こうすると、腰が立って姿勢がよくなり、骨盤が広がって後ろに傾いたりするのが防げます。正座や椅子の場合も同様です。
 付け加えると、骨盤の歪みを防止するためには、腰を締めることが役立ちます。そのための方法として、私は生ゴムのバンドを勧めています。座るときも巻いておくと、腰痛の防止になります。そして時々、巻いたまま腰を左右に回すと、なお効果的です。

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山田 晶氏(歯科医師)
骨盤療法(ペルピックセラピー)で著名。日本歯科大学卒業。歯科の領域から骨盤のゆがみに着目。骨盤のゆがみを自分で取る方法として、腰回しの普及に努めている。やまだ治療院顧問。

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