広島 早くも「黒田監督待望論」が噴出する3連覇のツケ

スポーツ・2020/07/31 18:00 / 掲載号 2020年8月13日号
広島 早くも「黒田監督待望論」が噴出する3連覇のツケ

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「投手出身の監督で、救援陣を立て直し」

 V奪還も予想されていた広島東洋カープが大きくつまずいた。それも、救援陣の不振、最も重要なクローザーの炎上が敗因だから、ファンはガッカリ――。

「今季28試合目で4度目のサヨナラ負けです。クローザーが3人も代わり、チーム内もザワついてきました」(スポーツ紙記者)

 28試合目の7月24日、3人目のクローザー・一岡竜司がDeNAの佐野恵太にサヨナラ満塁ホームランを許した。今季のクローザーはT・スコットで始まり、その次は菊池保則。一岡はクローザー2試合目で炎上。佐々岡真司監督(52)の抜擢はことごとく外れてしまっている。

 菊池保が苦しんでいた頃のことだ。あるスポーツニュースでプロ野球解説者たちが「(他の投手と)代えてあげたら?」と暗に佐々岡采配を非難していた。菊池保は昨季、トレードで広島入りしたが、クローザーはプロ野球人生で初めてだったという。

「スコット、菊池保、一岡は佐々岡監督が抜擢しました。起用については考え込むタイプですが、昨年オフ、FA権を行使した會澤翼を慰留させるなど、人望はあります」(ベテラン記者)

 クローザー炎上の影響だろうか、一部からはレジェンド・黒田博樹氏(45)の現場復帰を望む声も出ている。黒田人気を考えると仕方ないことだが、佐々岡監督はまだ就任1年目。おかしな方向にいかなければいいのだが…。

「一岡でサヨナラ負けした日、先発の大瀬良大地が2回途中で緊急降板しています。その足で病院に向かったという一報もありました」(同)

 菊池保に代わるクローザーを探していた頃からだが、チーム内外から先発の野村祐輔か、九里亜蓮のコンバートを推す声も出ていた。大瀬良が早期に復帰できないとなれば、このコンバート案もご破算だろう。

「3連覇のツケもあります。優勝した3年間、オフは悲壮感が漂っていました。結局、クライマックス・シリーズ、日本シリーズで敗れ、次年度は日本一との意識を持ちながら戦っていたからです。中﨑翔太、G・フランスアを酷使し、勝利至上主義で戦ったため、堂林翔太、西川龍馬以外の若手は育っていません」(関係者)

 佐々岡監督も犠牲者かもしれない。とはいえ、カリスマ黒田を求める声はさらに強くなりそうだ。

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