中川祐子 2019年1月31日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉 子供の交通事故の示談交渉で加害女性に性的暴行を加えた父親①

掲載日時 2018年12月12日 00時00分 [官能] / 掲載号 2018年12月20日号

会社員の佐々木友美さん(20)は車を運転中、自転車に乗った中1少女と接触事故を起こした。

「大丈夫?」
 すぐに車を降りて駆け寄ったが、少女は「私も悪かったですから」と言って立ち上がった。
「でも…、何かあったら困るから、ご両親には事故に遭ったことを報告してね」
 友美さんは自分の名前と携帯番号を書いた紙を渡して立ち去った。

 少女は帰宅後、母親に報告。父親にも〈友達と遊んでいるときに車にぶつかった。でも、いっぱい謝ったら許してくれた〉とLINEを送った。
「ちょっと待て、その相手はすぐに警察に連絡したのか?」
「ううん、急いでるみたいですぐ行っちゃった」
「それは子供が陥りやすいワナだ。人身事故を起こしておいて、そんな対応はないだろう」

 少女の父親は多和田哲郎(42)。自動車整備専門学校を卒業し、カーディーラーとして勤め、自分で自動車会社を経営していたこともあった。いわば自動車関連のプロフェッショナル。保険の知識も当然あった。

 多和田は自宅に戻ってから、娘に詳しい事故の状況を聞いた。相手の車が急に動いてきて自転車にぶつかり、こけてしまったこと。膝を擦りむき、自転車の前カゴとギアのレバーが壊れてしまったことなどだ。

 多和田は友美さんに電話した。
「ケガは大したことがないようなので、自転車の修理代を出してほしい。当然だが、事故の件は未成年の娘に代わって私が対応する。こちらの言い値でいいならそれでも構わないが、実物を見て納得したいということなら、見に来てもらってもいい。どうする?」
「それじゃあ、お詫びを兼ねてうかがいますので…」

 友美さんは初めての事故経験におびえていた。悪気があったわけではないが、事故を見ていた人に「この程度なら、自分の連絡先を書いたメモだけ渡しておけばいい」と言われ、その通りにしてしまったのだ。

 多和田は、友美さんに目印となる自宅近くの場所を教えて、「近くまで来たら連絡してほしい」と告げた。約30分後、友美さんから電話があり、迎えに行くと、想像以上の美女が小走りで駆け寄ってきた。
「佐々木さん?」
「ハイ、このたびは申し訳ありませんでした…」

 そのとき、妻と娘は地域のバスケットボールの練習に行っていて不在だったので、家には多和田と5歳の息子しかいなかった。

 多和田は友美さんを自宅に連れて行き、玄関先で壊れた自転車を見せた。
「なるほど、確かに壊れていますね…。私、自分がどんな保険に入っているのか分からないんです。どうしたらいいでしょう…」
「あなたが保険を使うならそれでもいいけど、来年以降は月々の掛け金が高くなるよ。それに警察に届けてないでしょ。こういう場合は保険金が下りない可能性もあるよ。下手すれば、ひき逃げということで刑事処分を受けるかもしれない。どうする?」

 友美さんは青ざめた。自分のしでかしたことは、これほど大事だったのか。

 押し黙る友美さんに対し、多和田は「ここじゃあ、近所にも話を聞かれて都合が悪い。車の中で話そう」と自分の車へと誘導した。

 友美さんは最初、後部座席に座っていたが、多和田は友美さんの心境を見透かしたように「大事にしたくないでしょ。家族にも迷惑かけたくないでしょ。あなたの時間を20分ください。しばらくしたら助手席に移動してください」などと言ってきた。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

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