殿倉恵未 2018年5月31日号

支持率回復 小池百合子都知事が橋下徹とタッグで再び安倍倒閣へ(1)

掲載日時 2018年02月08日 08時00分 [政治] / 掲載号 2018年2月15日号

支持率回復 小池百合子都知事が橋下徹とタッグで再び安倍倒閣へ(1)

 昨年の都議選で圧勝し、政界で台風の目となった小池百合子東京都知事だが、衆院選の大敗で年末の支持率は20%台にまで急落、死に体と化したかに見えた。しかし今年に入り、共同通信社などが株主のJX通信社の調査で46%という数字が出るなど急激な盛り返しを見せ、これに自民党内がザワつき始めているという。
 「小池さんの人気回復は伝わってきている。テレビなどでの露出度が減っている中、どん底からあそこまで復調するとは大したもの。彼女は今も自民党潰し、さらには首相の座を諦めていないと聞いている。あの“排除”の一言で一変してしまったことを考えれば、支持率がさらに回復し、例えば、50%を超えた辺りで事態は簡単に変わるかもしれない。完全復活は相当早い時期にやってくるのではないか」(自民党ベテラン議員)

 また、全国紙政治部記者はこう付け加える。
 「JXの調査は東京都民を対象にしたものですが、大手マスコミが行う電話調査と同じ手法で確かなもの。回復の基盤は自民党支持層と無党派層と見られています」

 絶好調時の小池氏の支持基盤も、自民党と無党派が過半数を占め、ほかの野党支持層からも幅広く支持を集めていた。それが小池氏の「排除」発言で野党派支持層が離れ、希望の党が民進党左派勢力を取り込んだことにより、自民党から得た支持層まで逃してしまった。
 「しかし、小池支持層の基本は変わっていない。自民党内でも、今のままでは明日はない、悪い部分を改革していかなければという改革派の中には小池信奉者が多いんです。今回の調査でも分かるように、今はその部分が戻りつつあり、さらに無党派層の期待も再び高まり始めている。自民党保守層が小池氏を恐れるわけです」(自民党若手議員)

 では今後、どういう展開が考えられるのか。沈黙を守る小池氏は何を考えているのか。小池氏側近が言う。
 「今は小池さん本人、いかに東京と日本をよくすることに真剣に向かい合っているかを、都民、国民に再び理解してもらうことが必要と語っている。築地市場移転と東京五輪、待機児童問題の解決などをメーンに、地道に結果を出すということです。大騒動となった築地の件でも、建設費の異常な膨らみや豊洲地下の盛り土の問題、そもそも、なぜ豊洲が移転地に選ばれたか、都議会自民党のドンの不明瞭な動きなど、歴代知事ができなかった膿が小池さんによって出されようとした。その姿勢が、自民党改革派や無党派層から信頼を寄せられた根底と信じています」

 そして、こう続けるのだ。
 「それらの層がさらに小池さんに戻り、そこへ安倍政権の不安定さが加われば、小池さんの国政への足掛かりの下地は完成したことになる」

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