菜乃花 2018年10月04日号

被害者にセンズリを見せただけで懲役6年を喰らったドジレイプ犯(2)

掲載日時 2018年03月25日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年3月29日号

 そこで男はクンニリングスでもしようと思い、顔を陰部に近づけたところ、暁子さんに肩口を思い切り蹴られた。
 「痛えっ!」
 男は後ろのめりになって、尻もちをついた。その隙に暁子さんは逃げだそうとしたが、またも男が髪の毛を引っ張り、アパートのロビーに連れ戻そうとした。そこで暁子さんは目に付いた101号室のドアをドンドンとたたいた。
 「助けて下さい! 変な人がいるんです!」
 「もういい、やめろ。見てくれるだけでいい。それならいいか? えっ?」
 男は予想以上の抵抗に涙目になり、出しっ放しにしていたペニスを握り締め、暁子さんの目の前でマスターベーションを始めた。暁子さんは顔にかけられるのではないかと警戒していたが、男は一刻も早く出したかったのか、強引に射精。その飛沫はアパートの廊下に散らばった。

 「なァ、せめてパンティーをくれよ。オナニーのオカズにするからさ」
 男はしつこくパンティーを脱がそうとしてきたが、暁子さんが「ギャーッ!」と大声を出すと逃げて行った。暁子さんのパンティーは一部が引きちぎられ、その残骸が床に落ちていた。

 見事にレイプ魔を撃退したかに見えたが、暁子さんは犯人にされたことが頭の中をグルグルと回り、気分が悪くなって方向感覚を失った。
 その場にしゃがみ込んでいると、たまたま通り掛かった男性に「大丈夫? 何かあったの?」と声を掛けられたが、しゃべりたくてもうまく口が利けなかった。
 暁子さんは仕事用に持っていたもう1台の携帯で友人に連絡し、今あったことを何とか話した。その友人が駆け付けて来てくれたので、一緒に自宅に戻った。

 「一体、どうしたんだ?」
 彼氏も驚いてすぐにやって来た。警察を呼ぶことになり、暁子さんは彼氏に支えられて、再び事件現場に戻った。警察官に被害状況を説明したが、ありのままに話すと、「本当は最後までヤラれたんじゃないのか?」と彼氏に誤解されるのが怖くて、首を絞められて馬乗りになられたことまでは話せなかった。暁子さんの事件は当初、強姦致傷ではなく、強制わいせつ致傷事件として処理された。

 一方、平井は被害者に完璧にガードされたことについて腹が立っていた。
 「何だあいつは…。『殺すぞ!』と言われた時点で、頭が真っ白になって抵抗できなくなるなんて、ウソなのか? ナイフを持っていなかったからリアリティーがなかったんだろうか?」
 平井はネット情報などを真に受けていた自分の愚かさを嘆いた。
 「今度やるときは、必ずナイフを突き付けてやろう」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

事件新着記事

» もっと見る

被害者にセンズリを見せただけで懲役6年を喰らったドジレイプ犯(2)

Close

マダムとおしゃべり館

▲ PAGE TOP