男の酒道VOL.170 ~函館からの何かしら~ リージェント編

ドリンク・2023-12-21 20:42
リージェント

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気付けば今年も残りあと僅か。

今回は面白いコンセプトのお酒をご紹介致します。

その名も《LEGENT/リージェント》です。
物としてはバーボンです。

れっきとしたケンタッキーストレートバーボンウイスキーでございます。

伝説のブレンダー《ブッカー・ノウ》を血縁に持つジムビームの第7代マスターディスティラーの《フレッド・ノウ》氏が育て上げたウイスキー達を使い、サントリーの5代目チーフブレンダーである《福與伸二》氏によりこのお酒は生まれました。

このお酒の特徴と致しましては、通常のバーボンでは行わない《シェリー樽》と《赤ワイン樽》による《後熟》が行われている所です。

まず、通常の《アメリカンオーク樽》。
通称ホワイトオークで熟成を行います。

続いて赤ワインの樽です。こちらは《フレンチオーク樽》で、2年程熟成させます。
更にシェリー樽。

シェリーと言えばスペインと言う事で、こちらは《スパニッシュオーク樽》が使われてます。

この3種の樽により、他に類を見ない香りや味の複雑さを纏っております。
でもバーボンでしょ?と言う声も聞こえてはきますが・・・

《バーボンなめんじゃねぇ!》

最近すっかりモルト信者やジャパニーズウイスキー信者が増えまして、それはそれで良いのですけど、どうも他のジャンルを下に見るきらいがあります。

好き嫌いを言うのは良いですが、まるっと否定するのは考えが浅すぎます。

そう言う人に限って、それぞれのお酒の定義をおろそかにしているので会話が嚙み合いません。
気を付けましょう。

まぁ、愚痴を言っても仕方が無いのでお酒の話しに戻りますが、私の第一印象としては《濃厚》です。
度数こそ47度と気持ち高い程度なのですが、これは面白い!

味わいはちゃんとバーボンです。

味と香りに一本筋が通ってます。

しかし、これを味わえば、今までのバーボンには感じられなかった複雑さを感じる事でしょう。

そしてそれは、決して不快では無く、これからのバーボンの可能性を感じさせてくれる事と思います。。。

これって実は凄い事なんですよ。

伝統と形式に則った正統派バーボンでありながら、他のウイスキーから学んで応用するって、ちょっと前迄は考えられなかったことです。

でも、こういうのってどのジャンルにでも当てはまりそうですね。

実力は有るのにどうしても古いイメージが付いている物や人にも応用できそうですね。

相当なプロデュース能力が必要でしょうけどwww

噂によるとSDGsの煽りでバーボンの作り方が変えられてしまう!と言った話しがありました。

そういう変な話しから味が変わるのは大嫌いですが、自主的に研究、開発、発展していく姿は応援したいと思います。

本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

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